研究課題/領域番号 |
20H01252
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 武蔵大学 |
研究代表者 |
渡辺 直紀 武蔵大学, 人文学部, 教授 (80409367)
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研究分担者 |
波田野 節子 新潟県立大学, その他, 名誉教授 (50259214)
熊木 勉 天理大学, 国際学部, 教授 (70330892)
柳 忠熙 福岡大学, 人文学部, 准教授 (90758202)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 韓国 / 文学 / 冷戦文化 / 帝国大学 / 高等教育 |
研究実績の概要 |
令和4(2022)年度は「帝国大学の人文学研究と韓国・台湾」をテーマに研究を行った。また、本科研課題で設定された他のテーマ(引揚、知性史と高等教育、アメリカと東アジア、韓国学の形成)などについても、関連の研究を同時に少しずつ進めた。共同研究者はほぼ月1回、ズーム会議を開いて互いの研究の進捗状況を報告した。また、適宜、ズーム会議システムなども利用して、関連の研究会や国際シンポジウムを次のように行った。「(書評ワークショップ)帝国と植民地のはざまで――ナヨン・エイミー・クォン 『親密なる帝国―朝鮮と日本の協力、そして植民地近代性』(2022年11月12日/新潟県立大学・ズーム併用)高橋梓(新潟県立大)パン・ジェヨン(早稲田大/高麗大)ソン・ジノン(日本大/高麗大)ナヨン・エイミー・クォン(デューク大)閔東曄(東京大)金景彩(慶応大)金牡蘭(早稲田大)らが参加。「(国際ワークショップ)帝国/ポスト帝国の境界と表象」(2022年12月19日/大阪大学豊中キャンパス・ズーム併用)共同研究者のほか、渡邊英理(大阪大)平野克弥(UCLA)李文茹(淡江大)坪井秀人(早稲田大)らが参加。また、渡辺と波田野は2023年3月にボストンで開催されたAAS学会に参加し、数多くの東アジア研究者らと各種集まりを持ち、研究情報の共有や今後の共同研究の可能性について意見を交換した。Sogang Univ.のJie-hyun Lim氏、University of IowaのHyaeweol Choi氏、Pennsylvania State UniversityのJooyeon Rhee氏、University of British ColumbiaのChristina Yi氏、Smith CollegeのIrhe Sohn氏、Yonsei UniversityのMichael Kim氏。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
令和4(2022)年度は「帝国大学の人文学研究と韓国・台湾」をテーマに研究を行った。また、本科研課題で設定された他のテーマ(引揚、知性史と高等教育、アメリカと東アジア、韓国学の形成)などについても、関連の研究を同時に少しずつ進めることができた。共同研究者はほぼ月1回、ズーム会議を開いて互いの研究の進捗状況を報告した。また、適宜、ズーム会議システムなども利用して、関連の研究会や国際シンポジウムを次のように行った。
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今後の研究の推進方策 |
令和5(2023)年度は「解放後韓国文学における批評理論と内なる〈アメリカ〉――日本との比較」をテーマに資料を収集し、以下のように研究を行なう。(5月)東京で研究打合せ(武蔵大)、(7月)国際シンポジウム開催(東京外大・立命館大)、(8月)韓国で資料調査および研究協力者と研究打合せ。(10月)関西か九州で研究打合せ(天理大か福岡大)、(2月)国際シンポジウム開催(武蔵大)、(3月)北米地域で資料調査および研究協力者と研究打合せ(AAS(Association for Asian Studies=全米アジア学会)大会に参加予定/開催地未定)。
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