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2024 年度 研究成果報告書

子どもの声を聴く保育実践の探求:ドキュメンテーションによる子どもの権利の保障

研究課題

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研究課題/領域番号 23K20180
補助金の研究課題番号 20H01662 (2020-2023)
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金 (2024)
補助金 (2020-2023)
応募区分一般
審査区分 小区分09030:子ども学および保育学関連
研究機関愛知淑徳大学

研究代表者

白石 淑江  愛知淑徳大学, 愛知淑徳大学, 客員研究員 (10154361)

研究分担者 石黒 広昭  立教大学, 文学部, 特別専任教授 (00232281)
浅井 幸子  東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (30361596)
内田 祥子  高崎健康福祉大学, 人間発達学部, 准教授 (60461696)
井上 知香  静岡大学, 教職センター, 講師 (80710540)
研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2025-03-31
キーワード子どもの声を聴く / 子どもの権利 / ドキュメンテーション / 保育実践 / レッジョ・エミリア / スウェーデン
研究成果の概要

本研究は、イタリアのレッジョ・エミリアの「傾聴の教育学」における「ドキュメンテーション」に着目し、「子どもの意見表明権(聴かれる権利)」を保障する保育実践理論の探究を目的とした。方法は、海外調査でその思想や実践例を把握し、それを踏まえて日本の協力園で試行的実践を行い、基本モデルを検討した。
その結果、子どもは有能な行為主体であり文化を創造する市民であるとの子ども観に立ち、多様な表現方法(100の言葉)を用いて「子どもの声を聴く」こと。ドキュメンテーションを媒介として、子どもたちと共に保育者や大人が対話し、子どもの声を生かした知識や価値の共同構築をめざすことを主柱とする基本モデルが考案された。

自由記述の分野

子ども学および保育学関連

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、乳幼児は未熟な声なき存在ではなく、独自の興味や視点で周囲と関わり、その経験を通して意味を生成し、語ることができる有能な存在であるとの子ども観に立つ。そして、保育者や大人が「ドキュメンテーション」や「100の言葉」を用いて、乳幼児の豊かな声に耳を傾け、対話を通して、共に知識や価値を創造する保育実践の基本モデル構築を目指した。
国連・子どもの権利委員会は「乳幼児期における教育の権利は出生時に始まる」としており、乳幼児の教育に対する権利をどのように保障していくかは、今後の重要課題である。本研究は「子どもの意見表明権(聴かれる権利)」や「学ぶ権利」を保障する保育実践に貢献するものである。

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公開日: 2026-01-16  

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