研究課題/領域番号 |
20H01768
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
永田 雅子 名古屋大学, 心の発達支援研究実践センター, 教授 (20467260)
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研究分担者 |
黒田 美保 帝京大学, 文学部, 教授 (10536212)
早川 昌弘 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院教授 (40343206)
田附 紘平 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 准教授 (90804336)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 超早産 / ASD / 社会性の発達 / 早期介入 |
研究実績の概要 |
本研究は、在胎28週未満で出生した超早産児のフォローアップ研究を行い、発症率が高いとされている自閉スペクトラム症(ASD)児との比較検討および内的世界の把握を行うことで、その特徴を明らかにするとともに、社会性の発達に影響をあたえる家族の要因についても焦点を当て早期からの支援のありかたについて検討を行っていくことを目的としている。2020年度は、超早産児および、ASD児のデータ収集をおこなっていくにあたり、関係機関との打ち合わせ及び社会性の発達評価の検査者養成の準備をすすめていく予定にしていたが、コロナ感染症感染拡大による非常事態宣言が発出され、医療機関への関係者以外の出入りが大幅に制限される、地域での支援が中止あるいは活動が制限されるなどの事態となった。そのため研究協力機関での実施が見通せない状況が続いた。データ収集が可能になった段階で、スムーズに実施ができるように、研究分担者および研究協力機関との打ち合わせをオンラインで定期的に実施した。また、感染状況が改善した時期に、社会性の発達評価のための検査者養成を行った。協力機関での実施は難しい状況が続いたが、感染が落ち着いた時期に研究代表者の所属機関で、学齢期、2歳児ともに数名の協力が得られデータ収集を行った。2021年度には、愛知県内の3医療機関および、地域の支援機関1か所と研究協力が得られる状況となり、本格的なデータ収集を開始できる見込みとなった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ感染症の拡大により、研究協力機関でのデータ収集が困難となったため
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今後の研究の推進方策 |
感染拡大が収まった時点で、速やかにデータ収集が再開できるよう関係機関との連絡調整を密に行っていく。
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