研究課題/領域番号 |
20H03993
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中村 康香 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (10332941)
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研究分担者 |
武石 陽子 東北大学, 医学系研究科, 助教 (00586505)
吉沢 豊予子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (80281252)
吉田 美香子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (40382957)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | コペアレンティング / 夫婦協同育児 / 親役割適応 / 発達 / コホート研究 |
研究実績の概要 |
[研究1]社会実装型コペアレンティング促進プログラム(妊娠期)の育児への影響に関するコホート研究については、引き続き自治体の協力を得て募集チラシを配布し、開催回数60回で参加者は、2022年前半(1-6月)で148組、(7-12月)で125組であった。クラス全体の満足度としてはクラス1が平均8.69点、クラス2が平均8.8点(10点満点)であり、おおむね満足している結果となった。個別の意見としては、親になる心の準備ができた、相手の育児に対する考えがわかり面白かったという肯定的な意見のほかに、休憩が2回ほしかった、発表タイムや演習時間を増やしてほしいなど改善への示唆となる意見もあった。引き続き追跡調査を行いデータを収集する。 [研究2] Family Foundation Programの産褥期日本語版の開発と適用可能性調査については、産褥期のプログラムのe-leaningコンテンツを作成し、3月から受講可能とした。 [研究3] 社会実装型コペアレンティング促進プログラム(妊娠期-産褥期)実施における研修プログラムの有用性の検証については、昨年度作成した妊娠期のプログラムについてのインストラクター養成のための研修プログラムについてe-leaningを作成し受講者を募集したが、応募はなかった。引き続き希望者があれば実施する。 [研究4] 社会実装型コペアレンティング促進プログラム(妊娠期~産褥期)の育児への影響に関する前向き観察研究は未着手
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVID-19の影響により対面による研究協力自治体の募集、現地での説明などが大きく制限されたことがあげられる。その後オンラインでできるよう教材を作成しなおしたのち、研究対象者募集を開始した。そのため中間解析も遅延している。
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今後の研究の推進方策 |
時間的制約もあるため、研究対象者の募集を2023年3月までとし、追跡できた対象で分析を行う。
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