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2022 年度 実績報告書

中東と東欧に見る移民政策:新しい視座と日本の選択

研究課題

研究課題/領域番号 20H04430
配分区分補助金
研究機関早稲田大学

研究代表者

家田 修  早稲田大学, 総合研究機構, その他(招聘研究員) (20184369)

研究分担者 鈴木 健太  神田外語大学, グローバル・リベラルアーツ学部, 講師 (00749062)
池田 昭光  明治学院大学, 教養教育センター, 助教 (10725865)
黒木 英充  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (20195580)
樽本 英樹  早稲田大学, 文学学術院, 教授 (50271705)
山本 明代  名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (70363950)
錦田 愛子  慶應義塾大学, 法学部(三田), 教授 (70451979)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワード移民 / 難民 / 国境 / 中東 / 東欧 / ハンガリー / 移民政策
研究実績の概要

中東と東欧における移民の実態を調査する本研究の目的を遂行するため、国内で研究会を重なると同時に、ハンガリーにおいて現地調査を行った。ハンガリー南部地帯でのシリア移民をはじめとする中東からの移民の受け入れ状況を調査分析するため南部の中心都市ペーチの大学で研究会などを開催し現地研究者と意見交換する一方、ペーチ周辺の国境地帯(ハンガリー、セルビア、クロア地にまたがる)で資料収集とインタビューを行った。ハンガリーの首都ブダペストで移民の受け入れを行っているハンガリーのNPO/NGOおよび移民がつくった団体などで資料収集と面接調査を行った。さらに2022年に始まったウクライナ戦争によるウクライナ移民/難民の実情を調査するため東部のウクライナ国境地帯においてウクライナ難民受け入れを行っている団体などでの聞き取り調査と資料収集を行なった。こららにより当初目的としていた現地調査のうち東欧に関わる部分を概ね達成することができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初予定していたレバノンでの現地調査の準備が現地の政治状況の変化などにより十分に進展しなかったので、今後の課題が残された

今後の研究の推進方策

現地調査のうち来年度に予定している中東での実施のための準備を進めることが重要である。ただし中東での政治状況は不確かなところが多いため、十分な配慮を行いながら進める方針である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 出稼ぎ商人からインフラ建設パートナーへ——セルビアにみる対中関係の30年とその変容2023

    • 著者名/発表者名
      鈴木健太
    • 雑誌名

      グローバル・コミュニケーション研究

      巻: 12 ページ: 71-90

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ヨーロッパ移民からみた米国のレイシズム2022

    • 著者名/発表者名
      山本明代
    • 雑誌名

      歴史評論

      巻: 869 ページ: 42-53

    • 査読あり
  • [学会発表] アメリカの中東系移民/難民の受け入れと「対テロ」戦争2022

    • 著者名/発表者名
      錦田愛子
    • 学会等名
      アメリカ学会2022年度年次大会 2022年6月5日
  • [図書] ユーゴスラヴィア解体とナショナリズム—―セルビアの政治と社会(1987-1992年)2023

    • 著者名/発表者名
      鈴木健太
    • 総ページ数
      340
    • 出版者
      明石書店
    • ISBN
      9784887084735
  • [図書] 変容する「アラブ社会」座世界歴史 172022

    • 著者名/発表者名
      黒木英充
    • 総ページ数
      19
    • 出版者
      岩波書店
    • ISBN
      978-4000114271

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公開日: 2024-12-25  

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