研究課題/領域番号 |
21H00562
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
鍋谷 郁太郎 東海大学, 文学部, 客員教授 (10266356)
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研究分担者 |
黒沢 文貴 東京女子大学, 現代教養学部, 研究員 (00277097)
平野 千果子 武蔵大学, 人文学部, 教授 (00319419)
姉川 雄大 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (00554304)
柳原 伸洋 東京女子大学, 現代教養学部, 准教授 (00631847)
今井 宏昌 九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (00790669)
北村 陽子 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (10533151)
南 祐三 富山大学, 学術研究部人文科学系, 准教授 (50633450)
池田 嘉郎 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (80449420)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 第一次世界大戦 / 戦争文化 / 総力戦 / 兵士 / 民間人 / 社会の暴力化 / 戦間期 |
研究実績の概要 |
初年度はコロナの影響もあって、研究分担者は海外調査を十分には出来なかった感をいなめない。研究代表者も入れて3名が、21年度科研費額の延長申請を行った。研究協力者として、ヤン・シュミット(Jan Schmidt)(ベルギー・ルーバンカトリック大学准教授)、梅原秀元(立教大学特任准教授)、川崎亜紀子(東海大学教授)が新たに加わった。 テーマを巡る研究会は、予定通り3回Zoomを通して開催した。内訳は以下の通りである。。 第1回(2021年8月8日)梅原「第一次世界大戦と医学ードイツを事例に」・鍋谷「「戦争文化」は本当に有効なのか?あるいは、どこまで有効なのか?ー議論のための問題提起」。第2回(2022年1月8日)今井「追悼と闘争の間」・シュミット「平時の中での「戦争文化」ー戦間期日本における第一次世界大戦受容の諸側面」、第3回(2022年3月)北村「戦間期ドイツいおける戦争記念碑と戦場への旅」・南「第一次世界大戦中フランスの情報統制とプレスにようる反独プロパガンダ」。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
コロナの影響で、研究分担者が海外調査を行えなかった。その為、100%計画通りに研究が進捗しているとは言えない。しかし、3回にわたる研究会での報告内容や、研究業績を見る限りにおいて、限られた条件の中でも研究分担者及び代表者は、「戦争文化」を巡る研究を着実に展開していると言える。
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今後の研究の推進方策 |
2022年度も3回の研究会を予定している。8月(姉川・池田)、1月(柳原・黒沢)、3月(平野・川崎)である。これ以外にも、希望があればエクストラで研究会を開催する。研究会での論議を通じて、「戦争文化」の概念自体をより精緻化していく。 22年度はコロナも下火になり、海外渡航も自由に出来るようになると思われる。研究分担者は、21年度の調査の遅れを取り戻すべく、海外での史料調査を精力的に行っていく予定である。
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