| 研究課題/領域番号 |
21H00566
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究機関 | 京都大学 |
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研究代表者 |
岩城 卓二 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (20232639)
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| 研究分担者 |
平岡 隆二 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (10637622)
東野 将伸 岡山大学, 社会文化科学学域, 講師 (10812349)
鎌谷 かおる 立命館大学, 食マネジメント学部, 准教授 (20532899)
久留島 浩 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 特任教授 (30161772)
武井 弘一 琉球大学, 国際地域創造学部, 教授 (60533198)
小林 准士 島根大学, 学術研究院人文社会科学系, 教授 (80294354)
瀬戸口 明久 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (90419672)
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| 研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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| キーワード | 幕領社会 / 銀山 / 銅山 / 鉄山 / 非農業世界 |
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| 研究実績の概要 |
本年度は本研究の基礎史料となる文書群のデータ収集に努めた。本研究の基本史料となる津和野町教育委員会所蔵堀家文書のうち「宝盛山御用留」・「銅山御用留」・「諸方文通留」のデジタル写真撮影(8774コマ)と、いも代官ミュージアム所蔵の地役人文書のデジタル写真撮影(3140コマ)を実施し、データは分担者、および今後の研究に資するため津和野町郷土館・いも代官ミュージアムで共有した。堀家日記については津和野町郷土館所蔵の写真データを提供していただき、研究代表者・分担者が共有した。また研究代表者・分担者が島根県大田市寄託熊谷家文書・京都大学人文科学研究所所蔵波積本郷村文書・同波積南村文書・岡山大学附属図書館池田文庫・岡山県立記録資料館所蔵文書・金沢市立玉川図書館近世史料館の写真撮影を実施し、関係者間でデータを共有した。国立歴史民俗博物館所蔵福富家文書については、WEB公開に向けて目録データと文書の照合作業を進めた。また収集した史料の翻刻作業は堀家文書・熊谷家文書を中心に進めた。基本文献は、研究代表者・分担者が研究の役割に即して収集に努めた。
研究会はコロナ感染の拡大が続いていたため全員による現地調査は見送り、オンラインによって2回実施し、史料の所蔵情報、堀家・堀家文書の概要を共有し、堀家が開発した笹ヶ谷銅山における紺青・緑青拾いと、石見銀山付幕領の年貢収集についての研究報告を行った。研究会は島根県の文化財行政関係者および研究に関心がある方々も参加できるよう公開し、研究の進展に努めた。
国際連携に向けてフランス国立科学研究センター関係者との打ち合わせを行い、次年度以降実施予定の現地調査に協力することとした。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
コロナ感染拡大が続いたため全員参加による現地調査は見送ったが、現地の所蔵機関と連携し、基本史料の写真撮影とデータの収集は順調に実施でき、研究を進めるための基盤整備はできたと考える。
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| 今後の研究の推進方策 |
当初の計画通り、次年度も引き続き基本史料の収集に努め、分担者が各人の役割分担の達成に向け、史料の収集と研究を実施する。
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