研究課題/領域番号 |
21H00678
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
東島 雅昌 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (10756349)
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研究分担者 |
中井 遼 北九州市立大学, 法学部, 准教授 (10546328)
鳥飼 将雅 慶應義塾大学, 法学部(三田), 特別研究員(PD) (10909972)
矢内 勇生 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 准教授 (50580693)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 権威主義体制 / サーベイ実験 / パトロン政治 / クライアンテリズム / 旧共産圏 / 計量テキスト分析 |
研究実績の概要 |
2021年度は、(1) パトロン政治とクライアンテリズムに関する最新の研究状況を整理するとともに、(2) 東欧・ロシア・ウクライナ・中央アジアでの現地調査や人事録に関して利用可能なデータを探索する作業に従事した。(1)に関しては、研究代表者の東島が日本比較政治学会年次大会の共通論題でクライアンテリズムに関する共著論文を発表し、クライアンテリズムの研究状況を整理した。(2)については、鳥飼・中井・東島がそれぞれ担当地域で資料調査と現地調査会社とのコンタクトに従事し、2022年度中に実施するサーベイ実験に関する下準備をおこなうとともに、計量テキスト分析で利用可能な人事録のデータの所在を特定し、デジタルデータに変換する作業をおこなった。白糸と矢内は、こうしたデータを分析するに当たって適切な分析手法について検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
すでに研究課題に関する最新研究の状況は把握し、サーベイ実験の下準備とテキスト資料の所在の特定と整備が進んだ。2022, 2023年度中のデータ分析の基盤が整ったといえる。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、各国でのサーベイ実験実施を進めるとともに、人事録の計量テキスト分析に向けて準備を進めていく。
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