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2021 年度 実績報告書

芸術教育を核としたSTEAM型学習モデルカリキュラムと教材開発

研究課題

研究課題/領域番号 21H00868
配分区分補助金
研究機関大分大学

研究代表者

藤井 康子  大分大学, 教育学部, 准教授 (10608376)

研究分担者 西口 宏泰  大分大学, 研究マネジメント機構, 准教授 (10274739)
麻生 良太  大分大学, 教育学部, 准教授 (10572828)
花坂 歩  大分大学, 教育学部, 教授 (20732358)
畑山 未央  東京学芸大学, 教育学部, 研究員 (60759124)
岩坂 泰子  広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (80636449)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード美術教育 / 芸術教育 / 教科等横断型学習 / STEAM教育 / 質問紙調査 / 実地調査 / カリキュラムマネジメント
研究実績の概要

初年度の研究実績の概要について、下記の4点から述べる。
・理論的研究:教科等横断型学習の研究や国内外のSTEM/STEAM教育、CLIL教育等に関する研究論文と文献等を収集し、本研究が提案する学習への援用方法と実践を通した学習理論の構築方法に関する検討を行った。STEAM教育に関する先進的な取り組みを行う教育機関や企業等の実地調査については、国内は、研究協力者の支援を得て株式会社タミヤを訪問し、ロボットスクールやSTEM/STEAM教育の取り組み等についてインタビュー調査を行い、今後のSTEAM教育の在り方に関する意見交換を行った。国外は、研究協力者の支援を得てスペイン(マドリッド)と台湾(台北市)の公立小学校及び中学校を訪問し、各学年のSTEAM教育の授業を参観して、発達段階を踏まえた教育内容と実施方法、現在までの成果や課題等について現場教員と意見交換を行った。
・学習モデルカリキュラムの開発:研究協力者が所属する大分県内の小学校第3学年を対象として、総合的な学習の時間における体験学習「生きもの(蚕)の飼育」を通した学びと芸術と科学が融合した創造活動や科学の体験・実験との一体化、図画工作科や国語科、理科、算数科、社会科との教科横断を図る年間を通した探究学習の単元開発を行い、実践を通して学習の教育効果を検証した。
・評価スケール及び指導教材の構築:先行研究を踏まえ、本研究が提案する学習と児童の非認知能力との相関・因果関係をみる調査内容の検討を行い、質問紙を作成した。大分県内の小学校2校を対象に質問紙調査を実施し、調査の結果を分析した。
・研究成果の発信:小学校における実践研究や文献研究の成果等をまとめ、研究代表者や研究分担者、研究協力者が所属する学会等において研究発表を行い、研究成果を社会に還元した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

理論的研究や実践研究について、当初の計画通りに研究が遂行できているため。

今後の研究の推進方策

国内の研究協力者が所属する学校において実践的な研究を進めるとともに海外の現地協力者(大学及び学校)を通した国際的な研究交流を行う。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2022 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 実社会・実生活との関連を柱とした図画工作科と他教科等をつなぐカリキュラム・マネジメントに関する研究-先行事例から検討する実践化への視点-2022

    • 著者名/発表者名
      畑山未央
    • 雑誌名

      美術教育学-美術教育学会誌

      巻: 43 ページ: 155-172

    • 査読あり
  • [学会発表] 芸術教育を核としたSTEAM型学習のカリキュラム開発の試案2022

    • 著者名/発表者名
      藤井康子、西口宏泰、麻生良太
    • 学会等名
      第44回美術科教育学会東京大会、2022年3月27日・28日、オンライン大会
  • [学会発表] ことばの教育をデザインする-SDGsのジェンダーの視点から2021

    • 著者名/発表者名
      横田和子、岩坂泰子、 岡本能里子
    • 学会等名
      日本国際理解教育学会第30回研究大会、2021年06月12日、オンライン大会

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公開日: 2023-12-25  

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