| 研究課題/領域番号 |
21H00875
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| 配分区分 | 補助金 |
| 研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
河野 禎之 筑波大学, 人間系, 助教 (70624667)
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| 研究分担者 |
McKay Euan 神戸大学, 戦略企画室, 特命准教授 (50747540)
佐藤 洋輔 立命館大学, 人間科学研究科, 准教授 (50836864)
土井 裕人 筑波大学, 人文社会系, 助教 (80568402)
吉本 圭佑 龍谷大学, 政策学部, 准教授 (90724477)
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| 研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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| キーワード | 性的マイノリティ / LGBTQ / ジェンダー / セクシュアリティ / 学生支援 / 大学 |
| 研究実績の概要 |
今後一層の顕在化が予想されるLGBTQ学生の支援に関して、(1)大学等の高等教育機関における指標を開発し、(2)指標に基づく支援モデルの構築と有用性を評価するため、2024年2月までに、(1)では指標の修正作業、調査準備、本調査(教職員)、インタビュー調査(学生)、調査分析を行い、2024年3月までに、結果のとりまとめを行う予定だった。しかし、(1)で当初の想定に反し、インタビュー調査(学生)の調査分析の過程で、大学の施策が学生の修学意欲に強く関連することが明らかとなり、研究遂行上、大学の施策と学生の修学意欲との関係性を検証することが不可欠なため、学生に対する追加調査項目を選定し、調査計画を立案した上で、学生への追加調査を実施し、その結果も踏まえて、再度調査分析をやり直す必要が生じた。そのため、2024年4月より学生への調査を準備し、新たな調査を実施した。調査では、(a)性的指向においてマイノリティを自認する大学生、(b)性自認または出生時に割り当てられた性においてマイノリティを自認する大学生、(c)異性愛かつシスジェンダーを自認する大学生の3つのグループに分類される者とした。調査は、調査会社に登録している大学生モニターに対して募集を行ない、各グループ132名の合計384名が研究に参加した。研究参加者へは指標の評価のほか、主体的な授業態度、キャンパス風土、大学生活充実度、精神的健康度、心理的安全性等の項目を合わせて調査した。これらの手続きについて,筑波大学人間系研究倫理委員会の承認を受けて実施された。分析の結果、指標により評価された大学側の学生支援に関する施策への学生の評価は、主体的な授業態度や心理的安全性等と関連する可能性が示唆された。今後、より詳細な分析を実施し、学術論文として成果を公表することを目指している。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
予定通り大学の施策と学生の修学意欲等との関係性を検証する調査を実施できたため
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| 今後の研究の推進方策 |
今回得られたデータをもとに現在より詳細な分析を実施しており、今後、それらの成果を学術論文として公表することを目指している。
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