| 研究課題/領域番号 |
23K20712
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| 配分区分 | 基金 |
| 研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
河野 禎之 筑波大学, 人間系, 助教 (70624667)
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| 研究分担者 |
McKay Euan 神戸大学, 戦略企画室, 特命准教授 (50747540)
佐藤 洋輔 立命館大学, 人間科学研究科, 准教授 (50836864)
土井 裕人 筑波大学, 人文社会系, 助教 (80568402)
吉本 圭佑 龍谷大学, 政策学部, 准教授 (90724477)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
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| キーワード | 性的マイノリティ / LGBTQ / ジェンダー / セクシュアリティ / 学生支援 / 大学 |
| 研究実績の概要 |
今後一層の顕在化が予想されるLGBTQ学生の支援に関して、(1)大学等の高等教育機関における指標を開発し、(2)指標に基づく支援モデルの構築と有用性を評価するため、2024年度は以下の研究を実施した。第一に、2023年度までに開発した大学等の高等教育機関における指標の試作版をもとに実施した、25名のLGBTQ学生支援に携わる専門家に実施した量的調査の結果を分析し、信頼性と妥当性が確認された47項目から「LGBTQ学生支援指標」を完成させ、投稿論文として学術雑誌に採択された。また、(2)に関連し、開発した「LGBTQ学生支援指標」をもとに実際の学生支援に結びつけるためのツールとして「大学等における性的マイノリティ学生の支援に向けた環境整備に関する47の指標(LGBTQ学生支援指標)活用ガイドブック」を作成・公表し、支援モデルの構築と提案を行った。これらの研究成果を踏まえ、東京にてLGBTQ学生の支援に関するシンポジウムを開催し、国内から学生支援に携わる専門家、当事者を含む学生による成果の共有とパネルディスカッションを行った。そのなかで指標とガイドブックをもとに提案した支援モデルについても議論し、その有用性と発展可能性について共有した。あわせて、近年特に問題となっているトランスジェンダー学生への支援について、先行して行った文献調査の結果をトランスジェンダー学生支援に特化して再解析し、その成果を学術雑誌に論文として発表した。研究活動と並行し、研究期間全体を通じて継続して大学等の高等教育機関でLGBTQ学生支援に携わる教職員の有志によるネットワークを運営し、情報交換の場を設定する等、研究活動の基盤の構築にも尽力した。
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