研究課題/領域番号 |
21H00876
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
両角 亜希子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (50376589)
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研究分担者 |
川嶋 太津夫 大阪大学, スチューデント・ライフサイクルサポートセンター, 特任教授(常勤) (20177679)
吉村 宗隆 羽衣国際大学, 現代社会学部, 教授 (80258813)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 学長リーダーシップ / 大学経営 / 研修 / 質問紙調査 / インタビュー調査 |
研究実績の概要 |
令和4年度予算については、以下の研究を行った。 第一は、学長の育成・成長プロセス、キャリアパス、必要な能力・知識、望ましい執行部・補佐体制などを明らかにするための学長パネルインタビュー調査である。学長5‐6名に対して、半年に1回、2時間ほどのインタビュー調査を行うと同時に、大学のウェブサイトや学長の発言などの情報を収集し、分析を行っている。 第二は、学長研修の可能性についての検討で、令和4年12月末にオンラインで大学の学長セミナーを実施するとともに、今後の研修の発展可能性についての検討を行った。 第三は、令和3年度に(国公立)経営協議会や学長選考会議、(私立)理事会や評議員会のメンバーの属性についてのデータベースの整理を行った。しかし、委員の属性については各法人のウェブサイトで把握できる限りの情報は整理したが、情報が十分に公開されておらず、わからない点が多く、他のデータベース等からリストを充実化する作業をその分析を行った。 第四は、これまでの研究をもとに仮説を生成し、全国大学学長調査、全国私立大学理事長調査を実施した。類似の調査が別の研究者によって行われたため、この研究内容については、繰り越し申請を行い、調査票を検討し直したうえで、2024年2月に実施した。全国大学学長調査は、調査対象者777名のうち、305名が回答(回収率39.3%)、全国私立大学理事長調査は、調査対象者574名のうち、163名が回答(回収率28.4%)してもらい、その分析を現在行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究計画に従って、概ね計画通りに進展している。一部の研究内容は繰り越しを行ったうえで、令和5年度に実施できた。
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今後の研究の推進方策 |
学長研修の試行を継続するとともに、実施した学長アンケート、学校法人の理事長に対するアンケート調査の分析を行い、その成果を発表していく。学長パネルインタビュー調査も継続的に実施しつつ、どのような形でまとめるのかを検討する。
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