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2021 年度 実績報告書

小型望遠鏡を用いた太陽近傍大質量星の多波長モニター観測で挑む初期宇宙ダストの謎

研究課題

研究課題/領域番号 21H01119
配分区分補助金
研究機関東北大学

研究代表者

板 由房  東北大学, 理学研究科, 助教 (30392814)

研究分担者 市川 隆  東北大学, 理学研究科, 名誉教授 (80212992)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2026-03-31
キーワード赤外線望遠鏡 / 明るい星 / 変光星 / 装置開発 / 読み出し回路 / HAWAII-2
研究実績の概要

国立天文台より譲渡を受けた赤外線検出器(4k x 4k Hawaii-2)を読み出すための、読み出し装置の改修及び改良を行った。安価に観測装置を制作する目的で、過去に別用途で使われていた機器を組み合わせることで今回の装置に必要な読み出し回路を組み上げた。まずは、マルチプレクサを用いてこの読み出し回路の評価を行った。一つ一つの機器の動作を確認しながら作業を進めた。
検出器および検出器読み出し回路を納める、新デュワーの設計と光学系の設計を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

安価に装置を制作するため、過去に別用途で使われていた機器を組み合わせることで今回の装置に必要な読み出し回路を組み上げた。中には古い機器もあり、動作確認と修理に時間をとられたが、概ね計画通りに研究を進めることができた。
南アフリカに渡航する予定であったが、コロナの影響で渡航できなかった。
また、世界的な半導体不足に代表されるように、部品の供給に時間がかかる状況であったため、2021年度内に予定していた冷凍機一式やデュワーの納品が不可能となった。これらの機器類は2022年度に納品予定である。

今後の研究の推進方策

読み出し回路にマルチプレクサではなく検出器をのせて読み出し回路を行う。2022年度に納入予定の冷却装置一式とデュワーを使って、機器を冷却しての動作試験を行う。

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公開日: 2023-12-25  

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