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2022 年度 実績報告書

個別的・能動的教育実践のための学校施設計画包括指針の国際比較分析

研究課題

研究課題/領域番号 21H01500
配分区分補助金
研究機関千葉大学

研究代表者

柳澤 要  千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (20311615)

研究分担者 下倉 玲子  呉工業高等専門学校, 建築学分野, 准教授 (50510442)
佐々木 伸子  福山大学, 工学部, 准教授 (90259937)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2026-03-31
キーワード個別的・能動的教育 / 教育の国際化・情報化・個別化 / インクルーシブ教育 / 教育制度・システム / 運営・マネジメント手法 / 学校整備に関わる発注手法・シス テム
研究実績の概要

グローバル人材の育成や教育の国際化、教育の情報化、教育の個別化・多様化などを背景として、従来型の受動的・一斉型教育から、主体的に情報を入手し、そ れを応用しながら課題を解決する個別的・能動的教育が求められている。本研究は個別的・能動的教育を実践している先進的な国内外の学校調査を通じて、教育 の国際化・情報化・個別化、インクルーシブ教育に対応した施設や空間の実態を明らかにする。さらにそういった施設・空間の実現をバックアップする教育制 度・システムや運営・マネジメント手法、学校整備に関わる発注手法・システムなどのあり方にも着目し、個別的・能動的教育のためのこれからの施設計画を進 めていく上での総合的な計画指針を国際比較分析によって得ることを目的とする。事前調査として関連研究文献・資料を整理・分析および調査校選定)をした上で、国内および海外での現地調査を行った。海外調査では現地の研究協力機関と連携し、情報交換、実地調査を行った。なお現地調査における調査内容は、学校 関係者・設計者・発注者へのヒアリング調査、施設概要調査、家具レイアウト調査の他、授業観察調査も実施する。具体的には北海道(札幌市や北見市)、大阪府守口市、広島県府中市の詳細な学校調査を行った。また2021年度に実施予定だった海外調査(オーストラリア・パース市)を2022年度8月に実施し個別的・能動的教育やインクルーシブ教育に対応する施設実態を明らかにした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2022年度はコロナ禍により実施できなかった2021年度の海外調査(オーストラリア・パース市)を実施したが、2022年度に予定していた北米の調査はコロナ再拡大により2023年度に延期することとなった。徐々にコロナ禍が落ち着き現地調査を実施できるようになってきているが、まだその影響は残っており、特に海外調査に関しては計画通り進んでいない。

今後の研究の推進方策

2023年度以降はコロナ禍も徐々に落ち着き予定通り国内・海外での現地調査を実施できる予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2024 2023

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 不登校などの特別な配慮を必要とする生徒のための教室空 間の整備要素 A中学校サポートセンターの利用実態より2024

    • 著者名/発表者名
      佐々木伸子・田坂彰基・下倉玲子・柳澤要
    • 学会等名
      2023年度日本建築学会中国支部研究発表会
  • [学会発表] 動く学習活動のための教室の高機能化の要点 オーストラリアの先進的小学校を事例に2023

    • 著者名/発表者名
      下倉玲子・正木優菜・佐々木伸子・柳澤要
    • 学会等名
      2023年度日本建築学会大会(関西)

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公開日: 2024-12-25  

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