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2021 年度 実績報告書

聖祠の配置から解明する東南アジアの多層的都市文化の漸層性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21H01510
配分区分補助金
研究機関東北工業大学

研究代表者

竹内 泰  東北工業大学, 建築学部, 教授 (30553862)

研究分担者 脇田 祥尚  近畿大学, 建築学部, 教授 (40280119)
田代 亜紀子  北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 准教授 (50443148)
張 漢賢  公立鳥取環境大学, 環境学部, 教授 (80341064)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード聖祠 / 東南アジア / 共通性 / 相違性 / 漸層性
研究実績の概要

本研究は、街路などに祀られている小さな宗教施設(聖祠)の配置や分布を調査・分析することから、歴史的都市の空間特性を明らかにする研究である。本課題では、東南アジア、特に中国の広州地域を中心とした歴史的都市を対象として、聖祠の配置調査を行うものである。東南アジアの複数の歴史的都市において、聖祠の配置や都市的分布を調査し、それら結果を相対化させ比較することから、東南アジア地域における各歴史的都市を特徴づけている諸文化の影響のグラデーション(漸層性)について検証することを目標としている。
2021年度は研究の初年度にあたるが、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止対策の影響により、国外への渡航は禁止とされたため、予定していた海外調査の一切を行うことができなかった。当初予定していた中国広州地域(広州、澳門、深セン)及びその周辺国(主にカンボジアのプノンペン、マレーシアのジョージタウン)での調査は、次年度以降に延期することとした。一方、国内では年末に可能な時期が短期間あったため、当初予定していた沖縄での石敢當調査について、担当する4名の研究者で那覇市内壺屋地区および首里城周辺のエリアにおける予備調査を行うことができた。当該調査については、調査情報を共有するとともに、壺屋地区に焦点をあて、次年度以降も継続することとした。また、周辺島嶼部における調査も行うこととした。上記以外の時期は、国内においても移動を伴う調査は基本的に行えなかったため、各研究者とも専ら文献調査とオンラインによる研究者間の情報共有を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症の蔓延防止対策の影響により、調査活動が行えなかったため。

今後の研究の推進方策

次年度以降に調査作業を順延させ、状況に応じ、当初の予定通り調査・分析作業を行う。

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公開日: 2024-12-25  

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