研究課題/領域番号 |
21H01514
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 公益社団法人日本不動産学会(不動産研究センター) |
研究代表者 |
仙田 満 公益社団法人日本不動産学会(不動産研究センター), 不動産研究センター, 研究員 (60179364)
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研究分担者 |
小野田 泰明 東北大学, 工学研究科, 教授 (00185654)
井出 多加子 成蹊大学, 経済学部, 客員研究員 (30245930)
鈴木 弘樹 千葉大学, 大学院工学研究院, 准教授 (50447281)
佐藤 滋 早稲田大学, 理工学術院, 名誉教授 (60139516)
福井 秀夫 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (60251633)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 価格競争入札 / 規格競争入札 / コンペ / プロポーザル |
研究実績の概要 |
2022年度は、建築設計を中心とする公的事業の発注の実態について、地方自治体、国等に対して聞き取り、アンケートを行うための準備を行い、予備的調査として一部については一定の回答を得ることができた。また、学校建築を中心として、新たにコンペ・プロポーザル方式の活用を定めた文部科学省等の通知に基づき、学校建築の設計がどのように変化したのか、実態調査を実施した。これにより、多くの地方自治体では、学校建築も含め、依然として価格競争入札によるものが圧倒的に多く、設計等の品質を評価する仕組みが未だ普及していないことが判明した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定していた実態調査等は、一定程度進捗させることができた。しかし、判明した事情を踏まえ、さらなる改善のための課題の抽出が、十分に進捗していない状況である。
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今後の研究の推進方策 |
今後、可能な限り、対面によるインタビュー、入札事例の調査等を実施し、入札の実態についての詳細な把握を行い、現在の価格入札制度の問題点をいっそう多角的に明らかにしていく。
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