研究課題/領域番号 |
21H01518
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
ヒメネス ホアンラモン 滋賀県立大学, 環境科学部, 准教授 (10525281)
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研究分担者 |
山根 周 関西学院大学, 建築学部, 教授 (40285242)
布野 修司 日本大学, 生産工学部, 客員教授 (50107538)
プリドアルカス ヘススアルベルト 東京大学, 大学総合教育研究センター, 特任講師 (70848051)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | SAMA-BAJAU / SEDENTARY SETTLEMENTS / PHILIPPINES / MALAYSIA |
研究実績の概要 |
2023年には、フィリピンとマレーシアのバジャウの居住地でのフィールドワークが強化されました。 A)セブ市でのアラスカ訪問に加えて、ボホール島のTAGBILARAN、レイテ島のISABELとBATOの3つの新しいバジャウの居住地を訪れました。 B)マレーシアでは、LABUAN市、TAWAU市、SEMPORNA市、PALAU BUM-BUM島、OMADAL島のバジャウの居住地を訪れました。バジャウの居住地に加えて、PALAU KETAM、コタキナバル、バンダルセリベガワンでの浮遊する居住地も訪れました。調査によると、マレーシアで訪れたバジャウの大半はフィリピン南部から来ているか、家族のルーツがそこにあるという結果が出ました。彼らのマレーシアの現代社会への統合は、フィリピン社会への統合よりも優れています。それでも、マレーシアでは、ほとんど現代社会との接触がない純粋で独自のバジャウ社会の生活様式を見つけることができます。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
フィリピンのバジャウの居住地のデータベース作成は継続されていますが、まだ完了していません。北部の居住地エリアはすでに定義されていますが、南部のデータベースを増やす必要があります。
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今後の研究の推進方策 |
2024年には、ミンダナオ諸島の南部地域における居住地のデータベースが拡充されます。
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