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2021 年度 実績報告書

健康状態の選好形成に影響を与える心理的概念の研究

研究課題

研究課題/領域番号 21H03172
配分区分補助金
研究機関新潟医療福祉大学

研究代表者

能登 真一  新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 教授 (00339954)

研究分担者 下妻 晃二郎  立命館大学, 生命科学部, 教授 (00248254)
齋藤 信也  岡山大学, 保健学域, 教授 (10335599)
白岩 健  国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (20583090)
福田 敬  国立保健医療科学院, その他部局等, センター長 (40272421)
石田 博  山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50176195)
齋藤 翔太  聖路加国際大学, 臨床疫学HTAセンター, 特任講師 (60739465)
岩谷 胤生  国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 医長 (90771379)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワードQOL / PBM
研究実績の概要

本研究は,人々のさまざまな健康状態に対する選好がどのような背景因子によって価値づけられているか,ということに着目して実証的に検証することを目的としている.健康状態の選好に関するこれまでの研究では,「どのように(How)」測定するかということに着目されたものばかりであったが,本研究では「なぜ(Why)」そのような結果になるのかということに着目して検証する.先行研究をレビューした結果,それらは動機因子,認知因子そして個人特性に分類されることが示された.初年度は,これらの背景因子に着目して,日本で使用可能な評価尺度を選定し,日本語版が無いものに関しては日本語版を作成した.まず,動機因子に関しては,16問からなる一般性セルフ・エフィカシー尺度を選定した.また,認知因子ではPatient Activation Measure-13を日本語版の質問票を版元から許可を受けて作成した.さらに,個人特性については,14問からなるHealth Locus of Control Scale日本語版を選定した.これらと,Preference-Based Measure(PBM)であるEQ-5D-5LおよびHealth Utilities Index Mark 3を用いて,WEB調査を実施するための倫理申請を行った.2022年度初旬に,WEB調査を実施して,年度内にそのデータ解析を行い,学会発表ならびに論文化を進める予定である.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2021年度の最低限の目標であった,WEB調査で使用する尺度を揃えることができた.

今後の研究の推進方策

2022年度初旬に,WEB調査を実施して,年度内にそのデータ解析を行い,学会発表ならびに論文化を進める予定である.

URL: 

公開日: 2022-12-28  

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