研究課題/領域番号 |
21H03243
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京家政大学 |
研究代表者 |
瀧田 結香 (山田結香) 東京家政大学, 健康科学部, 講師 (80612605)
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研究分担者 |
合田 あゆみ 杏林大学, 医学部, 講師 (00625543)
片岡 雅晴 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (20445208)
藤澤 大介 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (30327639)
河野 隆志 杏林大学, 医学部, 教授 (60327509)
森下 純子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 国立看護大学校, 基礎看護学 講師 (60636562)
朴 順禮 慶應義塾大学, 看護医療学部(信濃町), 講師 (90338195)
伊波 巧 杏林大学, 医学部, 学内講師 (80580381)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 肺高血圧症 / アプリ / うつ・不安 / 症状マネジメント / セルフマネジメント / プログラム |
研究実績の概要 |
マインドフルネスを基盤としたセルフマネジメントプログラム(Mindfulness Based Self-Management Program for Pulmonary Hypertensi on (MBSeMa for PH))のFeasibility Studyを開始した。対象は、大学病院肺高血圧症外来に通院中の肺高血圧症患者12名とした。 プログラムの中で使用したアップルウォッチの活用状況や装着による変化についてプログラム終了時にインタビューを実施し内容分析を行った。 その結果、対象者は「疲れていると感じたら、(アップルウォッチの)数値を観察するようになった」「アップルウォッチの脈拍数で活動の目安がわかった」「アプリによって体調や原因を振り返り、自己管理できていると感じた」等【アップルウォッチを活動や体調の判断基準】としており、「通勤時にアップルウォッチの心拍を観察していた」「疲れていると感じたら、(アップルウォッチの)数値を観察するようになった」など【脈拍や歩数のモニタリングにアップルウォッチを活用】し、「気軽に心拍数を測定できるので便利」「活動の目安がわからないと急な悪化につながるため、アップルウォッチは活用できる」「肺高血圧症の人にとって便利だ」と、【活動モニタリングツールとしての利便性を感じ】ている状況が明らかになった。 これを受けて、アプリにアップルウォッチデータが連動して反映される機能を追加開発した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウィルスの影響により、リクルートに時間がかかった関係でFeasibility studyのプログラム実施に時間を要したため。
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今後の研究の推進方策 |
プログラムのFeasibility Study結果を基に、実施可能なプログラムへの改良を行い、多施設での実施および有効性の検証を進めていく。
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