研究課題/領域番号 |
21H03272
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 神戸市看護大学 |
研究代表者 |
船越 明子 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (20516041)
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研究分担者 |
斎藤 まさ子 長岡崇徳大学, 看護学部, 教授 (50440459)
ヨン キム・フォン・ロザリン 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (40771796)
川北 稔 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (30397492)
石川 良子 松山大学, 人文学部, 教授 (40710512)
宮本 有紀 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (10292616)
秋山 美紀 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (10434432)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 社会的孤立 / ひきこもり / アウトリーチ(訪問) / 居場所 / プログラム開発 / 居場所 |
研究実績の概要 |
本研究では、ひきこもりやニートなどの社会的孤立状態にある人の社会参加への支援として訪問支援と中間的過渡的な社会参加の場である居場所での支援に焦点を当てて、援助ガイドラインを開発することを目的に、令和3年度予算で以下の調査を行った。 【調査1】支援者の困難・工夫の実態とガイドラインに含むべき臨床問題の抽出:全国のひきこもり地域支援センター67箇所と層化無作為抽出した10市町村の生活困窮者自立相談のうち、協力の得られた施設に勤務する支援者を対象に、社会的孤立状態にある人に対する訪問と居場所支援の実施状況、「困難や疑問に感じたこと」「工夫していること」についての自由記載を主とする自記式質問紙調査を実施した。今後は、ガイドラインに含むべき臨床問題(クリニカルクエスチョン)を検討する。 【調査2】社会的孤立状態にある人が支援を受けながら社会参加を果たすプロセスの明確化:社会的孤立を経験し現在は社会参加を果たしている人7名を対象に、社会参加を果たすまでに対象者が受けた支援とその支援に対する対象者の主観的な意味づけについて、半構造的面接を行った。現在、Grounded Theory Approachにおける継続的比較分析を行うとともに、追加の調査を計画しており、今後、社会参加を果たすまでのプロセスとその影響要因についてのモデル化を行う予定である。 【調査5】自己肯定感と社会参加への動機づけを向上させる居場所プログラムの開発と効果検証:Compassion Focused Therapyを参考とした予備的介入を12回実施し、研究班でプログラムについて検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
調査によっては計画以上に進んでいるものと送れているものがあるが、全体としては当初年度計画における研究目標を順次達成している。
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今後の研究の推進方策 |
来年度以降も、各調査ともに当初の研究計画にしたがって研究課題を推進する予定である。
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備考 |
子どもと若者のこころのケアと看護 http://capsychnurs.jp/
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