研究課題/領域番号 |
21H03851
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
角谷 寛 滋賀医科大学, 医学部, 特任教授 (90362516)
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研究分担者 |
藤原 幸一 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (10642514)
角 幸頼 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (10772923)
加納 学 京都大学, 情報学研究科, 教授 (30263114)
須藤 智志 滋賀医科大学, 医学部, 客員助手 (70897917)
大道 智恵 滋賀医科大学, 医学部, 客員助手 (30907944)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 認知症 / 心拍変動 / レム睡眠行動障害 |
研究実績の概要 |
簡便に取得できるマルチモーダルな生体データを統合的に解析することで、認知機能低下の客観的指標の確立を目指す。そのために、アルツハイマー病およびレビー小体型認知症という有病率の高い二つの認知症のハイリスク群および健常高齢者群を対象に、認知機能および心拍変動などの生体データについてベースライン調査を実施する予定であったが、新型コロナウイルス感染症による影響のために、研究協力機関において健常高齢者を対象としたベースライン調査を実施することができなかった。 そこで、主に医療機関受診者を対象として、ベンゾジアゼピン受容体作動薬とせん妄の関係、心拍変動をもとにした睡眠時無呼吸スクリーニングアルゴリズムの開発、レビー小体型認知症のハイリスク群であるレム睡眠行動障害などについての研究を実施してきた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
新型コロナウイルス感染症による影響のために、研究協力機関において健常高齢者を対象としたベースライン調査を実施することができなかった。そのため、解析可能な臨床データを活用した解析を行ってきた。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス感染症による影響がなくなり、研究実施が可能になった時点で、高齢者コホートのリクルート並びにベースラインの横断的調査を開始する。 認知機能評価は、認知症およびMCIのスクリーニングツールである、Mini-Mental State Examination(MMSE)、Japanese version of Montreal Cognitive Assessment (MoCA-J)を用いる。日常生活における認知機能低下については、Clinical Dementia Rating (CDR)で評価する。同時に、併存症や内服薬などの情報を聴取する。生体データとしては、少なくとも24時間以上の心拍(心電図)および活動(加速度)を計測する。
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