研究課題/領域番号 |
22H00700
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
佐藤 健太郎 北海道大学, 文学研究院, 教授 (80434372)
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研究分担者 |
伊藤 隆郎 神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (60464260)
柳谷 あゆみ 公益財団法人東洋文庫, 研究部, 研究員 (90450220)
中町 信孝 甲南大学, 文学部, 教授 (70465384)
橋爪 烈 千葉科学大学, 危機管理学部, 講師 (10613862)
野口 舞子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任助教 (00834623)
森山 央朗 同志社大学, 神学部, 教授 (60707165)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | アラビア語文化圏 / マシュリク / マグリブ |
研究実績の概要 |
2022年7月にオンラインにより、研究会を実施した。ここでは、本研究課題着想のきっかけとなった論集The Maghrib in the Mashriq: Knowledge, Travel and Identity (Berlin, 2021)の内容を検討し、アラビア語文化圏とそれを構成する多様な地域について、研究メンバー間での認識の共有をはかった。スペインの研究者を中心とする研究プロジェクトからうまれた本論文集では、西方(マグリブ)と東方(マシュリク)との関係性が議論の軸となっているが、本研究課題ではマシュリク内部の多様な地域性にも目を向けることをあらためて確認した。現在、研究メンバーは各自の分担にしたがって、分析を進めている。 2023年2月にモロッコ・オランダ研究所(NIMAR)が主催するワークショップThe Taste of Knowledge. Friendship and Fieldwork with Mostapha Naji (1951-2000) に、研究代表者・佐藤と研究分担者・柳谷が参加した。 また、研究分担者からは、エジプト・シリアの歴史家による黒死病叙述や、広域にわたるイスラーム諸学の形成を扱う業績を得ることができた。 当初2022年度に予定されていたスペインの関連研究プロジェクトAMOI-II(al-Andalus y el Magrib en el Oriente Islamico: movilidad, migracion y memoria)主催のワークショップへの参加は、ワークショップ自体が2023年度に延期となった。現在その参加に向けて準備を進めている。また、2023年度にモロッコからの研究者招聘を実現すべく準備を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初予定されていたスペインでのワークショップ参加が延期となったほか、海外での史資料調査は航空券代の高騰などもあり思うように実施できる状況にはない。それらを除けば、おおむね順調に進捗している。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き、海外研究者との連携、史資料の収集やテクストの分析を進めていく。
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