研究課題/領域番号 |
22H00707
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
後藤 はる美 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00540379)
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研究分担者 |
伊東 剛史 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (10611080)
高林 陽展 立教大学, 文学部, 准教授 (30531298)
那須 敬 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (40338281)
赤松 淳子 学校法人文京学院 文京学院大学, 外国語学部, 准教授 (60723004)
金澤 周作 京都大学, 文学研究科, 教授 (70337757)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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キーワード | 感情 / 感覚 / 五感 / 身体 / 近代イギリス |
研究実績の概要 |
本研究課題は、近代イギリスにおける感覚と感知する行為の歴史的変化と連続を、実証的に明らかにすることを課題とする。これを通じて感情の歴史を再検討し、感情史/感覚史における方法論を構築することが最終目標となる。 初年度にあたる2022年度(2023年度に一部繰越)は、遠隔ツールも活用した国内での情報収集とメンバー間の意見交換に注力して、事例研究対象や方法論を確定することを主な課題とした。3回の研究打ち合わせ会(7/10【オンライン】、10/1【京都大学】、12/5【東洋大学】)を通じて、理論面に関する基礎文献の情報整理や問題点の抽出が進んだほか、各自の具体的な事例研究のテーマについても選定が進んだ。 新型コロナウィルスの影響が続くなか、海外渡航に関する困難から年度内に予定していた計画の一部を2023年に繰り越した。当該資金は、今後の招へい企画の可能性について在英の研究者と協議するための渡英費用として充当した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
歴史における感覚と感情を考えるうえで重要な理論的枠組みや研究状況について理解が進み、各自の事例研究のテーマが選定されつつある。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は各自による事例研究の遂行を主な課題とし、長期休暇中にイギリスでの資史料調査を実施する。中間的な成果はオンライン/対面で実施する研究打合せ会によって共有する。同時に、学際的・国際的な研究交流に向けて人脈の開拓に努める。
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