研究課題/領域番号 |
22H00915
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
西野 理子 東洋大学, 社会学部, 教授 (50257185)
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研究分担者 |
三輪 哲 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (20401268)
嶋崎 尚子 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (40216049)
池岡 義孝 早稲田大学, 人間科学学術院, 名誉教授 (90151274)
筒井 淳也 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (90321025)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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キーワード | ライフコース / 中高年期 / パネルデータ / パネル調査 |
研究実績の概要 |
1.中高年期への移行をめぐる調査の継続:2022年度に第1回調査を行い。2023年2月に再度、調査依頼を行ったところ、さらに多くの方から協力が得られた。その後も協力の申し出があり、2024年3月末時点で203名の方から回答を得ることができた。同じ対象者の方々に第1回に続いて第2回、第3回の調査を予定していることから、対象者の方々との連絡継続のため、2023年7月と2024年2月に、レターを作成して送付した。レターには、本調査で得られた成果の一部を掲載するとともに、対象者らが卒業した大学の近況報告も含めている。 2.研究会の実施:2023年9月15日に研究会を開催し、調査の進捗状況を共有するとともに、今後の研究計画について話し合った。第2回の研究会は年度中に実施できなかったため、2024年4月早々に実施予定である。 3.縦断データセットの整備:第1回調査で得られたデータセットを、過去に蓄積してきたデータセットに接合するため、変数名等を点検して、必要な修正を加えた。その結果、以前に蓄積したデータセットと第1回調査で得られたデータとを接合したデータセットを整備することができた。 4.本調査の代表性の検討:本調査は、1大学の卒業生である。かつ、1991年から1993年までに卒業した学卒コーホートである。本調査に含まれる対象者らの出生年を確認し、同じ出生年で学歴と結婚経験、家族形成キャリアならびに職業キャリアに関する情報をある程度収集している全国規模のデータを探索した。その結果、とくに学歴情報が詳しいSSM、東大社研パネル等のデータの二次利用を東大社研に申請した。提供されたデータの学歴情報をコーディングしたうえで、本調査に該当する対象に限定して分析し、本調査データの代表性の検討に着手した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2023年度は、前年度に収集した調査データを整備し、過去のデータセットと接合した縦断データセットを構築する予定であった。予定通りの作業を進めることができた。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度には、中高年期への移行をめぐる第2回の調査実施を予定している。さらに2026年度に第3回の調査を行い、今期の調査研究を締めくくる予定である。3回にわたる調査を通して、中高年期への移行をテーマとした研究を推し進める。 その間、対象者との連絡のためにレターを年2回ずつ発行する。 また、調査からえられたデータは、整備した縦断データセットに追加し、20代から50代までの長期にわたるライフコース形成に実証的に検討する。 さらに、本調査の対象は限定されているため、その代表性の検討を行う。
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