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2022 年度 実績報告書

体育および保健における外国人児童生徒等のインクルーシブ教育の実現に向けたPD

研究課題

研究課題/領域番号 22H00999
配分区分補助金
研究機関筑波大学

研究代表者

佐藤 貴弘  筑波大学, 体育系, 教授 (90862102)

研究分担者 片岡 千恵  筑波大学, 体育系, 准教授 (30642524)
岡出 美則  日本体育大学, スポーツ文化学部, 教授 (60169125)
メイソン シャネン  長崎大学, 教育学部, 准教授 (90756181)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
キーワードインクルーシブ教育 / 外国人児童生徒等 / 半構造化面接法
研究実績の概要

本研究では,日本の学校における保健体育指導において,外国人児童生徒等を含めたインクルーシブ教育の実現に向けて、以下2点を目的としている。
1.小学校の学級担任および中学校・高等学校の保健体育科教師が,外国人児童生徒等を対象として体育および保健の指導を実践する際の課題と,それを克服するために必要となる特有の知識およびスキルを明らかにすること
2.外国人児童生徒等に対するインクルーシブな体育学習および保健学習に向けて担当教師に必要となる知識およびスキルを高めるために,オンラインによるPD(プロフェッショナル・デベロップメント)を開発し,その有効性を検証すること
本研究の成果は,外国人児童生徒等の体育および保健の学びを保証するという重要な社会的課題の解決に貢献するのみならず,インクルーシブ教育の実現に向けて役立つものである。
初年度である令和4年度は,研究目的の一つ目を明らかにするために,インタビュー調査の実施に向けて研究倫理委員会へ提出する書類を作成するとともに,調査対象者を選定,依頼した。その際,調査項目の検討にあたっては,教師の学習指導に対する姿勢や経験を説明する理論である「ポジショニング理論」に基づいた。また,データ分析の方法の検討にあたっては,対象者の有する具体性,個別性,多様性を通して一般性や普遍性に迫ることなどの特性を有する質的研究の視点から行うことを計画した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

次年度に実施するインタビュー調査に向けて,その準備を整えることができたため。

今後の研究の推進方策

インタビュー調査の実施に向けて,対象者との日程調整をするとともに,データ分析の方法や成果発表に向けての論点を検討する。

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公開日: 2024-12-25  

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