研究課題/領域番号 |
22H01089
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
大島 郁葉 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 教授 (40625472)
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研究分担者 |
清水 栄司 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (00292699)
土屋 賢治 浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任教授 (20362189)
山末 英典 浜松医科大学, 医学部, 教授 (80436493)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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キーワード | 自閉スペクトラム症 / 思春期 / 自己受容 / 社会的受容 / アフィリエイトスティグマ |
研究実績の概要 |
本研究は、自閉スペクトラム症者に対する特性への気づきや対処、合理的配慮の申請を促す認知行動療法(Awareness and care for my autistic trairs; ACAT)の第3層試験として、浜松医科大学と千葉大の合同での多施設ランダム化臨床試験を行うことを目的とした。しかし、2023年10月に千葉大学側からの分担者である責任医師が続行を断るというイレギュラーな事態に見舞われ、本臨床試験の遂行が難しくなった。そのため、他の共同研究者とも話し合い、同テーマで調査研究に切り替え、現在は以下のように進んでいる。 「自閉スペクトラム症の思春期の子供を持つ親のスティグマが子どもの自閉症の自己受容に与える影響を明らかにする」ものとして、300名程度にオンラインアンケート調査を実施する。現段階は、倫理申請書の審議中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究計画が、代表研究者の上司であるものによって再三変更させられてしまったため、6か月間を無駄にしてしまったため。また責任医師がいないと臨床試験ができず、調査研究に切り替えたため、それにも時間を要した。
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今後の研究の推進方策 |
本課題については、倫理審査通過後に、ウェブ調査会社と現在ミーティングを行い、ウェブ会社より、2名の親(父・母)および自閉スペクトラム症の子どもについてのウェブ調査を行う。その後、解析にかける。
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