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2023 年度 実績報告書

アバターと自律エージェントによる行動嗜癖の治療とその神経基盤の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22H01094
配分区分補助金
研究機関徳島大学

研究代表者

横谷 謙次  徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 准教授 (40611611)

研究分担者 高橋 英之  株式会社国際電気通信基礎技術研究所, インタラクション技術バンク, 研究員 (30535084)
高村 真広  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (50720653)
山本 哲也  徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 准教授 (60779396)
阿部 修士  京都大学, 人と社会の未来研究院, 教授 (90507922)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワードチャットボット / アバター / ビッグデータ
研究実績の概要

チャットボット班及びロボット班ではロボットやアバターを開発中にそれらの臨床応用に関する研究を共有した。例えば、ロボットや人間と発話中の顔表情に着目し、その変動と臨床症状との関連を検討した。また、ロボットを使用中の人間行動を分析し、その行動がロボットの動作や外見によってどのように変動するかを検討した。
これらの知見は日本認知行動療法学会では自主シンポジウムと口頭発表を行い、知見の共有に努めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

チャットボットの開発及びロボットの社会実装で、予想外の問題が生じたため、代替手段を講じる必要があり、遅れてしまった。2024年1月時点では無事実装できているが、2023年12月までは問題への対応に手間取ったため、進捗が遅れた。

今後の研究の推進方策

チャットボット班ではチャットボットを全国のギャンブル依存症者に対して実験を実施する。ギャンブル依存症者は自助グループ参加者から集める。また、このチャットボットはラインを通じて実験参加できる形態である。ロボット班では徳島大学の大学生に対して実験を実施する。徳島大学の大学院生らと共にロボット実験を2024年度中に終了させ、修士論文の内容の一部として使用予定である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (5件)

  • [学会発表] 臨床家がロボット、アバター、及びビッグデータと連携する方法2023

    • 著者名/発表者名
      横谷謙次
    • 学会等名
      日本認知行動療法49回大会
  • [学会発表] 精神の情報工学2023

    • 著者名/発表者名
      横谷 謙次
    • 学会等名
      第21回社会産業理工学研究交流会
  • [学会発表] 心理面接時におけるギャンブラーと面接者間の表情の同期性と治療同盟の関連の検証2023

    • 著者名/発表者名
      前田詞緒 横谷謙次 横光健吾 入江智也 鎌田真美
    • 学会等名
      日本認知行動療法49回大会
  • [学会発表] コミュニケーションロボットとの会話中の非言語的コミュニケションが人の身体反応に与える影響―非言語コミュニケーションに着目した分析―2023

    • 著者名/発表者名
      井原奈桜 横谷謙次 飯藤大和
    • 学会等名
      日本認知行動療法49回大会
  • [学会発表] 認知行動療法のプロセス研究の最前線2023

    • 著者名/発表者名
      前田詞緒 横谷謙次
    • 学会等名
      日本認知行動療法49回大会

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公開日: 2024-12-25  

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