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2022 年度 実績報告書

瀬戸内海アマモ場の結びつきの統一モデルの構築とメタ個体群動態の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22H01605
配分区分補助金
研究機関国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所

研究代表者

細川 真也  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 港湾空港技術研究所, グループ長 (90371781)

研究分担者 百田 恭輔  公益財団法人海洋生物環境研究所, 海生研中央研究所, 研究員 (10815921)
小硲 大地  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 港湾空港技術研究所, 研究官 (10817167)
内山 雄介  神戸大学, 工学研究科, 教授 (80344315)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード遺伝子分析 / 流動解析 / 結びつきの評価
研究実績の概要

当該年度は,アマモの遺伝的結びつきを明らかにするためのサンプル採取及び遺伝子解析と流動に基づく結びつきの数値解析を実施した.
アマモの遺伝的結びつきのサンプル採取及び遺伝子解析では,瀬戸内海の中の結びつきを明らかにすることを目標として,瀬戸内海に現存するアマモ場からサンプルを採取した.一方,他の領域のアマモのサンプルを得る機会も得た.他の領域の中での瀬戸内海のアマモ場の遺伝的位置づけは,翌年度以降に実施する予定であったが,当該年度では,当初計画していたよりも広い領域のアマモサンプルの遺伝子解析を分析に供した.しかし,当該年度では分析に供するまでに留まり,結果を得る事はできなかった.
流動に基づく結びつきの数値解析に関しては,既に構築されている瀬戸内海域のROMSモデル(地形を600 mメッシュで再現した空間的に高解像度なモデル)を活用した結びつきの評価手法を検討した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

サンプル採取の次期を遅らせた.また,他の領域の中での瀬戸内海のアマモ場の遺伝的位置づけを評価するためのサンプルも得られたこともあり,分析に掛けるタイミングが大幅に遅れた.この結果,遺伝子解析を当該年度中に得ることができず進捗が遅れた.

今後の研究の推進方策

当該年度(R4d)計画した内容の進捗は遅れたものの,翌年度(R5d)に遺伝子解析及び流動解析を進め,既に計画を挽回済みである.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] マルコフ連鎖に基づく瀬戸内海アマモ場の多世代コネクティビティ解析2023

    • 著者名/発表者名
      乳原 材, 内山 雄介, 小硲 大地, 細川 真也
    • 雑誌名

      土木学会論文集特集号(海岸工学)論文

      巻: 79 ページ: -

    • DOI

      10.2208/jscejj.23-17136

    • 査読あり

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公開日: 2024-12-25  

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