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2022 年度 実績報告書

空間情報最大化光学系を駆使した新原理コンピュテーショナル広視野超解像顕微鏡法

研究課題

研究課題/領域番号 22H01992
配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

中村 友哉  大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (70756709)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワードコンピュテーショナルイメージング
研究実績の概要

空間情報最大化顕微鏡のための多段符号化光学系について,まずは振幅変調を基づく光学設計の数値シミュレーションを行った.その結果,提案する光学設計により撮像特性を表現する行列の列ベクトル相関や条件数を抑制できることが分かった.これにより,よりノイズに対して強い情報計測及び再構成が実現できることが明らかになった.特に,圧縮センシング(対象のスパース性を積極利用した情報再構成手法)において,再構成画像の分解能だけでなく画質に優位な改善効果が見られることが分かった.成果について,国内会議発表を実施した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

数値シミュレーションの段階ではあるが,提案手法の一形態において優位性を示すことができた.

今後の研究の推進方策

光学実験により,原理実証実験を進めるとともに,より光利用効率の高い位相変調光学系においても手法の有効性を実証することを目指す.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 圧縮超解像イメージングにおける符号化開口の多段化の検討2022

    • 著者名/発表者名
      加藤伶菜, 中村友哉, 岩田和也, 槇原靖, 八木康史
    • 学会等名
      研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM)
  • [学会発表] 圧縮超解像イメージングにおける符号化開口の多段化の検討2022

    • 著者名/発表者名
      加藤伶菜, 中村友哉, 岩田和也, 槇原靖, 八木康史
    • 学会等名
      第25回 画像の認識・理解シンポジウム (MIRU2022)

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公開日: 2024-12-25  

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