• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 実績報告書

空間情報最大化光学系を駆使した新原理コンピュテーショナル広視野超解像顕微鏡法

研究課題

研究課題/領域番号 22H01992
配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

中村 友哉  大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (70756709)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワードコンピュテーショナルイメージング
研究実績の概要

空間情報最大化顕微鏡のための多段符号化光学系について,これまでに振幅変調に基づく光学設計を数値シミュレーションで評価し,それにより明らかになった有効性を実際の光学系を用いて検証した.リソグラフィーにより物理的な振幅変調素子を実装し,レンズレス符号化光学系においてこれを多層配置した場合,単相配置の場合と比較して観測行列の条件数が抑制されることを確認した.さらに,その結果として再構成処理のノイズ耐性が向上することを確認した.成果を国際会議で発表するとともに,論文をプレプリントサーバに公開した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

提案手法の一形態について光学実験による原理実証を完了した.

今後の研究の推進方策

今後は,より光利用効率の高い位相変調光学系による原理実証を目指す.さらに,符号パターンの最適化設計に取り組む.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Multi-stage coded aperture for compressed super-resolution lensless imaging2023

    • 著者名/発表者名
      R. Kato, T. Nakamura, K. Iwata, Y. Makihara, Y. Yagi
    • 学会等名
      The 13th Japan-Korea Workshop on Digital Holography and Information Photonics (DHIP2023)
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi