研究課題
神経筋接合部(Neuromuscular junction:NMJ)レポーターをレンチウイルスによりiPS細胞由来骨格筋に導入し、運動ニューロン特異的レポーターで標識したiPS細胞由来運動ニューロンと共培養することで、高効率なNMJ形成とNMJの可視化に成功した。また、タイムラプスイメージングによりNMJの形成や脱落などのダイナミクスを解析することが可能となった。次に、オプトジェネティクスと多電極アレイを用いた解析により、NMJのシナプス機能を検出することに、また電子顕微鏡解析によりNMJの微細構造を捉えることに成功した。
2: おおむね順調に進展している
当初の予定通り、iPS細胞由来運動ニューロンと骨格筋の共培養系を確立し、タイムラプスイメージングや機能的解析、微細構造解析を進めることができたため。
SBMA疾患特異的iPS細胞を用いた共培養を行い、疾患モデル作製と表現型解析を進める予定である。
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Journal of Neuroscience
巻: 42 ページ: 8881-8896
10.1523/JNEUROSCI.0455-22.2022
生体の科学
巻: 73 ページ: 480-481
https://okadalab-hp.com/
https://www.aichi-med-u.ac.jp/su06/su0607/su060703/02.html