| 研究課題/領域番号 |
23K24607
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| 配分区分 | 基金 |
| 研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
八谷 寛 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (30324437)
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| 研究分担者 |
大塚 礼 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 老年学・社会科学研究センター, 部長 (00532243)
李 媛英 名古屋大学, 医学系研究科, 講師 (20701288) [辞退]
玉腰 浩司 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (30262900)
太田 充彦 藤田医科大学, 医学部, 教授 (80346709)
山田 宏哉 藤田医科大学, 医学部, 准教授 (80610352)
松永 眞章 藤田医科大学, 医学部, 准教授 (80897968)
高田 碧 名古屋大学, 医学系研究科, 助教 (00850885)
宋 澤安 名古屋大学, 医学系研究科, 特任助教 (51000096)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| キーワード | 生活習慣病 / 繰り返し調査 / 心血管疾患 / 退職者 / 職場ストレス |
| 研究実績の概要 |
本研究は、労働時間、職場ストレスなどの労働に関係した要因と心血管疾患発症との関連が、高血圧や糖尿病等の持病有無によって異なるかを検討すること等を目的としている。そのために、対象集団において標的疾患の追跡調査を継続するとともに、生活習慣等の繰り返し調査を計画した。すなわち、中部地方の某自治体職員を対象とした愛知職域コホート研究に第6次ベースライン(繰り返し)調査を実施して5,303名の参加を得るとともに、健診時余剰血液検体の保存と保存検体を用いたインスリンなどの測定を実施した。また、当該職域を退職した者(退職者)に対する標的疾患発症の有無を尋ねる自己申告による追跡調査を概ね隔年で実施してきているが、本科研費のもと2024年度には生活習慣や就労状況に関する調査も実施した。具体的には、4,629名に対して同意書・調査票の送付という形で実施され、3,227名から回収した。アンケートでは生活習慣、就労状況やその内容に関する事項に加え、痛みや疲労、抑うつ、孤独感、ソーシャルサポート、フレイルなどについても調査した。 今年度は、2023-2024年度にかけて収集されたこれらの情報のデータベース化を進め、データクリーニングや集計報告書の作成を実施した。追跡調査は、上述の病歴スクリーニングのための自己申告調査と、それに続く病歴の詳細に関する診療録調査の他、対象職域の健康管理システムや経年的健診成績等からの情報収集として実施された。また、2024年度には、疾患定義や曝露変数のハーモナイゼーションの一環として、職域に特化した就労関連変数のコホート間の共通化の準備に資するべく、国内の複数の職域コホート研究の代表者と意見交換を行った。さらに、生活習慣等繰り返し調査ならびに追跡調査結果に基づきアップデートした最新データベースを用いて統計解析を実施し、複数の論文発表、学会発表を行った。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
愛知職域コホート研究は中部地方の某自治体職員を対象とした長期追跡研究で、平成9年に第1次のベースライン調査、以後約5年ごとに対象者を追加した第2~6次のベースライン調査(2002、2007、2013、2018、2023年)を実施し、2018年度第5次コホートには、5,519名が、本科研費のもとで実施した2023年度第6次コホートには第5次と同規模となる5,303名が参加した。退職者への生活習慣等の調査を2016年、2018年、2020年、2022年としてきたが、2024年にも調査項目を大きく増やしながらも順調に実施できた。 健診時余剰血液検体の保存と保存検体を用いたインスリン等の測定も実施し、対象者への結果返却も行うなど、実装戦略に基づき研究を遂行し得た。データベースの更新も順調に進めることができ、それらを用いた統計解析により複数の論文発表、学会発表を行うなど、おおむね順調に進展している。
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| 今後の研究の推進方策 |
最新データベースを用いた統計解析を継続し、ストレスや仕事関連要因等の心血管疾患発症との関連を研究仮説である持病有無で層化して検討する。また、病態メカニズムの疫学的な解明に資するべく保存血液検体を用いて新規マーカーの測定を行う。一部の追跡対象者は高齢期に入っており、フレイルや高齢者活動能力指標などをアウトカムとした分析も実施する。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
効率的な研究実施により支出予定であった人件費が節約できた。
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