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2022 年度 実績報告書

デジタルプラットフォームを用いた幻覚・妄想に対する認知行動技法の開発と効果検証

研究課題

研究課題/領域番号 22H03386
配分区分補助金
研究機関浜松医科大学

研究代表者

木戸 芳史  浜松医科大学, 医学部, 教授 (70610319)

研究分担者 今村 幸太郎  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (80722793)
吉永 尚紀  宮崎大学, 医学部, 教授 (80633635)
犬飼 さゆり  三重県立看護大学, 看護学部, 准教授 (30845459)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2027-03-31
キーワード精神看護学 / 幻覚・妄想に対する認知行動技法
研究実績の概要

令和4年度事業は、アプリケーション開発予想価格が変化(予算内での開発が困難)したこと、それに伴いアプリケーション仕様の変更をせざるを得なくなったことにより、仕様の再調整を行うことに時間を費やし、アプリケーション開発は令和5年度に繰り越すことになった。
令和5年度に入り、繰越になっていたアプリケーションをウェブアプリケーションとして再調整したうえで開発業者を選定し、選定された業者とともに開発を開始した。この開発作業は、共同研究者からの依頼、業者による開発、共同研究者による確認を1サイクルとし、4サイクル(約6ヶ月)かけて行なった。本研究で使用するアプリケーションはスマートフォンやタブレットでの利用を念頭においているが、Apple StoreやGoogle Playからダウンロードするアプリケーションではなく、ウェブブラウザ上で作動するものとなった。そのため、オンライン環境が必要であるが、端末のOSによらず使用できるという特徴をもっている。また、PCでの使用にも対応し、被験者が入力したものを様々な視点で集計することができ、介入者が被験者と一緒に振り返ることができるようになっている。さらに、被験者が自身の症状をモニタリングするツールとしても活用できるようにUIを工夫した。本事業は10月までに完了し、当初の令和5年度事業につなげた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本報告は令和4年度事業についてであり、概要にて記述したようにアプリケーション開発予想価格が変化(予算内での開発が困難)したこと、それに伴いアプリケーション仕様の変更をせざるを得なくなったことが遅延の理由である。事業の繰越後、令和5年度はウェブアプリケーションの開発から事業がスタートし、10月に令和4年度事業はほぼ完了した。

今後の研究の推進方策

本来の令和5年度事業は、プログラムの原作者である米国ノースオハイオ医科大学のHarry Sivec博士に日本版の介入とウェブアプリケーションの出来具合を確認していただき、その後アドバイスに沿ってプログラムを修正すること、そして最終的な研究計画を策定することである。これらは、繰越した令和4年度事業が終了したのちに行うこととなり、事業の遅れを少しずつ取り戻していく予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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