研究課題/領域番号 |
22H03547
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
石神 昭人 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 副所長 (50270658)
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研究分担者 |
橋本 真一 和歌山県立医科大学, 先端医学研究所, 教授 (00313099)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 老化 / 老化細胞 / Senolytic薬 / 1細胞解析 / 老化制御 |
研究実績の概要 |
若齢動物の組織には,本来の正常な細胞機能を持つ「若い細胞(正常細胞)」のみが存在する.一方,老齢動物の組織には,細胞機能が衰退,異常化した「老化細胞」が存在し,その数も加齢に伴い増加することが予想される.本研究では,第一段階として「包括的1細胞トランスクリプトーム解析」により,老化関連遺伝子を組織や臓器毎に数多く見出す.はじめに肝臓(実質細胞)を実施する.
① 包括的1細胞トランスクリプトーム解析による老化関連遺伝子の探索 1細胞トランスクリプトーム解析により,老化関連遺伝子(AGs:Age-associated genes)を検索した.本研究で私たちが定義する「老化関連遺伝子」とは,必ずしも老化を制御するなど,老化機構に直接関与する遺伝子を意味するのではなく,加齢による二次的,および三次的に変動する遺伝子もすべて含む総称である.はじめに,老齢(27月齢)と若齢(6月齢)のラット肝臓実質細胞を用い,老齢で発現量が大きく変動する遺伝子を探索した.そして,遺伝子発現が大きく変動している上位100遺伝子をピックアップした.老化はすべての生物種で共通に起こる現象である.そこで,次に動物種による特異性を排除するため,解析対象をラットからマウスに変更した.そして,これら100遺伝子について,マウスでもラットと同様に老齢と若齢で変化が認められるかバリデーションした.その結果,3種類の老化関連遺伝子に絞り込むことができた.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究計画に記載した内容を順調に行うことができた。また、非常に興味深い結果も得られた。
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今後の研究の推進方策 |
現在、研究計画に変更や解決すべき課題等は特にない。
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