研究課題/領域番号 |
22H03552
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
星野 崇宏 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (20390586)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 因果効果 / 階層データ / 適応的デザイン / ノンコンプライアンス / ベイズ推定 |
研究実績の概要 |
2023年度は方法論の開発においては①介入ラベルと結果が同一の対象から得られない、いわゆるseparate labal状況における因果効果推定、特にノンコンプライアンスが生じている状況での推定法とその漸近的な性質、およびその数値シミュレーション、②因果媒介分析における直接効果が存在するかどうかの検定法とその漸近的な性質、およびその数値シミュレーション、③ノンコンプライアンス状況での因果効果の識別のための新しい実験デザインとそこでの推定法とその漸近的な性質、およびその数値シミュレーション、を実施した。 また、応用研究としては大規模オルタナティブデータと政府統計データおよびファイナンスデータのデータ融合についての研究を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
本年度は新しい研究デザインについての予想外の方法の開発が行うことができ、多くの理論的成果を挙げた。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度の成果をもとに方法論についての研究を加速させる。
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