研究課題/領域番号 |
22H03738
|
配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
斉藤 拓也 国立研究開発法人国立環境研究所, 地球システム領域, 主幹研究員 (40414370)
|
研究分担者 |
高梨 聡 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (90423011)
坂部 綾香 京都大学, 農学研究科, 助教 (40757936)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
キーワード | フラックス / VOC / 揮発性有機化合物 / 渦集積法 |
研究実績の概要 |
渦集積システムの検証を行うため、滋賀県南部に位置するヒノキ林(桐生水文試験地)の観測タワー(地上高29m)において、真の渦集積法(TEA法)と渦相関法(EC法)によるCO2フラックスの比較観測を実施した。EC法に比べてTEA法によるCO2フラックスがわずかに低くなる傾向が認められた。その原因となりうる項目として、水蒸気濃度、風向、鉛直風速の機差、鉛直風速の計算法、フラックスの計算範囲などについて検討した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
TEA法とEC法の比較観測で過小評価が続いており、原因の洗い出しに時間を要した。
|
今後の研究の推進方策 |
渦集積法によるフラックス測定法を確立でき次第、VOCフラックス測定を実施する。
|