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2023 年度 実績報告書

プレイス・ブランディングにおけるセンス・オブ・プレイス手法の体系化

研究課題

研究課題/領域番号 22H03850
配分区分補助金
研究機関新潟大学

研究代表者

長尾 雅信  新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (50467065)

研究分担者 徳山 美津恵  関西大学, 総合情報学部, 教授 (80363951)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
キーワードプレイス・ブランディング / 地域ブランド / センス・オブ・プレイス / 地域活性化 / ローカルフォト / ローカルメディア / アクター / 女性の社会進出
研究実績の概要

本研究は国内外におけるプレイス・ブランディングの先端的事例に注目し,センス・オブ・プレイスに関わるアクターの展開を調査し,その特徴を把握することによりセンス・オブ・プレイスの分類と異同を明らかにし,その手法を体系化することを目的とする。さらに本研究では,そこにマネジメントの視点を導入し,場所の意味が如何に生成され,人々に普及していくのかを明らかにしていくことにより独自性と創造性を発揮する。
2023年度はローカル・ジン(地域の主体が発行する小冊子)に着目し,秋田市や真鶴町の主体を中心にヒアリング調査を実施した。本調査でつちかわれたネットワークを活かし,学会や研究会でその取り組みを報告して頂き,会場も巻き込んだ形で研究の広報と深化を進めることができた。
さらに,デザイナーや市民によるセンス・オブ・プレイス探索の先端事例である「ローカルフォト・ムーブメント」(以下,ローカルフォト)に着目し,研究発表を実施した。ローカルフォトは,地域の人たちがカメラを手に土地の日常の風景や暮らしに価値を見い出そうとする取り組みであり,まち歩きによる写真撮影会とは一線を画し,社会課題を解決しうるツールであるという認識のもと人々のセンス・オブ・プレイスの探索の能力が磨かれていった。ローカルフォトは移住への効果,地域への愛着や誇りの涵養,地域の創造性の喚起,女性の社会進出といった効果も見受けられ,地域創生の手段としても評価に値するものである。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本研究に関わる書籍も出版することができ,研究成果の広報も広く実施することができた。

今後の研究の推進方策

本格的なフィールド調査を実施することができ,学会報告も積み重ねることができたことから,研究の遂行にあたって必要なネットワークを築くことができた。これらのネットワークから得られる情報を活用しながら,本研究に関するフィールド調査地,対象を広げ研究の目的達成にむけたさらなる調査を進めていく。特にローカルフォトはセンス・オブ・プレイス探究だけでなく,日本社会が抱える課題(地域創生,女性の社会進出等)に大きく寄与する取り組みであり,2024年度もその取り組みを追いながらセンス・オブ・プレイス探究の多様なあり方を調査していく。同様に各所での発表を重ね,研究成果の発信に努めていく。

  • 研究成果

    (15件)

すべて 2024 2023 その他

すべて 雑誌論文 (5件) (うちオープンアクセス 3件、 査読あり 2件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 4件) 図書 (1件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] プレイス・ブランディングと潜在的復興力の関係の探究2024

    • 著者名/発表者名
      木村慎之介,長尾雅信,八木敏昭
    • 雑誌名

      日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス

      巻: 12 ページ: 323

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] プレイス・ブランディングと潜在的復興力の関係の探究2024

    • 著者名/発表者名
      Kimura Shinnosuke、Nagao Masanobu、Yagi Toshiaki
    • 雑誌名

      Japan Marketing Review

      巻: 5 ページ: 38~46

    • DOI

      10.7222/marketingreview.2024.005

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] ローカルフォト・ムーブメントによるプレイス・ブランディングへの着目2023

    • 著者名/発表者名
      長尾雅信,徳山美津恵
    • 雑誌名

      日本商業学会 第73回全国研究大会報告論集

      巻: 73 ページ: 48,57

  • [雑誌論文] 計量テキスト分析を活用した地域プラットフォームのコラボレーションの解明2023

    • 著者名/発表者名
      山崎義広,長尾雅信,八木敏昭
    • 雑誌名

      新潟大学経済論集

      巻: 115 ページ: 77,91

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 循環共生社会を目指した浄化槽の普及に向けた住民のコミュニケーション構造モデルの精緻化2023

    • 著者名/発表者名
      長尾 雅信,八木 敏昭
    • 雑誌名

      令和5年度「第37回全国浄化槽技術研究集会」 講演要旨集

      巻: 37 ページ: 22,23

  • [学会発表] 熊本ファンとの関係性を深めるプレイス・ブランディング2024

    • 著者名/発表者名
      長尾雅信
    • 学会等名
      くまモン学研究会
    • 招待講演
  • [学会発表] ローカルフォト・ムーブメントによるプレイス・ブランディングへの着目2023

    • 著者名/発表者名
      長尾雅信,徳山美津恵
    • 学会等名
      日本商業学会
  • [学会発表] 循環共生社会を目指した浄化槽の普及に向けた住民のコミュニケーション構造モデルの精緻化2023

    • 著者名/発表者名
      長尾雅信,八木敏昭
    • 学会等名
      令和5年度「第37回全国浄化槽技術研究集会」
    • 招待講演
  • [学会発表] プレイス・ブランディングと潜在的復興力の関係の探究2023

    • 著者名/発表者名
      木村慎之介,長尾雅信,八木敏昭
    • 学会等名
      日本マーケティング学会
  • [学会発表] 内部ステークホルダーによるプレイス・ブランディングの実践:真鶴町における移住者の取り組みを通して2023

    • 著者名/発表者名
      徳山美津恵,長尾雅信
    • 学会等名
      日本商業学会
  • [学会発表] 経験のない気象災害に備える2023

    • 著者名/発表者名
      長尾雅信
    • 学会等名
      にいがた市民大学講座
    • 招待講演
  • [学会発表] 地域ブランディング2023

    • 著者名/発表者名
      長尾雅信
    • 学会等名
      新潟県自治研修所
    • 招待講演
  • [図書] 場所のブランド論: プレイス・ブランディングのプロセスと実践手法2023

    • 著者名/発表者名
      若林宏保,徳山美津恵,長尾雅信,宮崎暢,佐藤真木
    • 総ページ数
      208
    • 出版者
      中央経済社
  • [備考] 場所のブランド論 プレイス・ブランディングのプロセスと実践手法

    • URL

      https://www.dentsu.co.jp/knowledge/publish/place_branding.html

  • [備考] 場所のブランド論〜プレイス・ブランディングのプロセスと実践手法〜

    • URL

      https://dentsu-ho.com/articles/8537

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公開日: 2024-12-25  

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