現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2022年は、歴史資料の調査,ならびに標準図記号に内在している問題点の検討を主に行った.国内での歴史資料の調査であることから限界があったが、この調査で得られた知見をもとに、2023年度に現地調査を計画している.JIS標準図記号の問題の抽出についても,実験を遂行し,ある程度の見通しを立てることができた. また2022年10月にシンボル(ピクトグラム)を専門とする研究者たちが集まる国際シンポジウムが開催され,同シンポジウムに伊原,工藤が参加し,講演を行った.このシンポジウム開催は当初の計画段階では予想していなかったが,参加によって世界各国の研究者との交流ネットワークができあったことから,2023年度以降の研究推進において,予期していなかったことが起こった場合に,議論や協働を求めるなど研究の推進の手立てとする予定である.
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