研究課題/領域番号 |
23H01024
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 福岡教育大学 |
研究代表者 |
平尾 健二 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (70301348)
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研究分担者 |
浅野 陽樹 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (30437941)
鎌田 英一郎 長崎大学, 教育学部, 准教授 (00780735)
森 太郎 滋賀大学, 教育学系, 教授 (90725053)
藤井 道彦 静岡大学, 教育学部, 教授 (50228962)
荒木 祐二 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (00533986)
勝川 健三 弘前大学, 教育学部, 教授 (30735098)
小泉 匡弘 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (80734839)
出口 哲久 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (50743671)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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キーワード | 生物育成学習 / 教材開発 / リカレント教育 / 中学校技術科生物育成 / 学習支援ステーション |
研究実績の概要 |
本研究は,全国を地理的に網羅する研究メンバー(代表+分担者8名)が,各地域で生物育成学習支援ステーション(地域St)を形成し, Webシステムを機能させながら全国的にネットワーク化することを目標としている。 1年目の研究として,各Stの地域性や専門性を活かしながら,生物育成学習に関する教材開発を,研究実施者(大学)と生物育成が得意な教員(エキスパート教員:ExT)が研究スクラムを組み着手した。例えば,代表者の九州Stでは,小学校の栽培学習において,常識として捉えられている「経験則」について科学的な検証を行い,農家レベルではなく,学校現場でうまく栽培活動ができるためのノウハウの確立をめざした研究をスタートさせた。生物育成に秀でた小学校のExTと意見交換を行い,研究室レベルの開発教材を”本当に使える教材”とすることを常に意識した実践的研究を行った。 また,研究メンバーがオンラインツールによって,毎月1回,情報交換を行う「生物育成情報交換チャンネル」も確立させた。さらに,本チャンネルをExtや地域の学校教員へと拡大・発展させ,リカレント教育としての試みも開始した。 また,情報発信のためWebシステム「生物育成学習支援ステーション」については,既存のHPをリニューアルさせた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究メンバーがオンラインツールによって,毎月1回,情報交換を行う「生物育成情報交換チャンネル」を継続的に実施することができた。その結果,飛躍的に各研究拠点の活動の状況をお互いに知る機会が増えるとともに,各研究メンバーがもつ知見を共有することが可能となり,研究活動が活性化した。 さらに,本チャンネルをエキスパート教員や地域の学校教員へと拡大させる試みも開始し,よりオープンな「リカレント教育」の場としての発展が期待される。
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今後の研究の推進方策 |
Web上に構築した「生物育成学習支援ステーション」の活用を促すためにも,集積していくコンテンツ(教材動画や,学習資料)の充実を図る。すでに,研究成果として公表できそうなものから,アップロードを行い,全国の生物育成学習に寄与する。さらに,物理的な距離を超えた連携をめざし,各地域Stでオンラインツールを用いた研究会,セミナーの開催なども試みる予定である。
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