研究課題/領域番号 |
23H02097
|
配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
西道 隆臣 国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, チームリーダー (80205690)
|
研究分担者 |
笹栗 弘貴 国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, ユニットリーダー (10783053)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
キーワード | アルツハイマー病 / Aβ蓄積 / タウ病理 / 神経変性疾患 |
研究実績の概要 |
これまで、Aβアミロイドーシスがタウ病理を促進するというモデルは存在したが、我々は「Aβ蓄積がなければタウ病理が見られない」という画期的モデルの作製に成功した。このようなモデルの開発は世界で初めての成果である。現在、共同研究者らが本モデルの微視的トランスクリプトーム解析(spatial transcriptomeおよびin situ RNA sequencing)を行っており、Aβ蓄積依存的にタウ病理を惹起する因子の解析が進んでいる。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
現在まで使用してきたモデルよりもさらに早期にタウ病理を示すモデルの作製に成功したので、研究が加速されつつある。
|
今後の研究の推進方策 |
微視的トランスクリプトーム解析によって「Aβ蓄積依存的にタウ病理を引き起こす因子」を絞り込む。これらの因子に対してウィルスベクターを用いてノックダウン実験を行い、因果関係を樹立する。
|