研究実績の概要 |
本年度は、本研究の基礎データとして、ニホンザルを含む霊長類の骨盤のCTデータを収集した。また、既に所得済みの頭部・骨盤の三次元サーフェイスデータを処理し、形態解析に用いる下準備を行った。骨盤の性差に関する成果を論文としてまとめ、総合誌に発表した(Morimoto et al., 2023, PNAS, 120 (30), e2300714120.)。また、人類学関係では最大の国際学会であるアメリカ人類学会(AABA)にて発表を行い、さらに海外の研究者と交流し情報交換を行うとともに、今後の共同研究の可能性も含め議論を行った。
|