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2023 年度 実績報告書

アルツハイマー病予防および健康長寿達成を目指したPLCG2遺伝子の機能解明

研究課題

研究課題/領域番号 23H02806
配分区分補助金
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

笹栗 弘貴  国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, ユニットリーダー (10783053)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワードアルツハイマー病 / マウスモデル / PLCG2 / 保護的変異 / アミロイド病理 / タウ病理
研究実績の概要

超高齢化社会を迎えた日本においてアルツハイマー病の患者数は増加の一途をたどっている。本研究課題では、アルツハイマー病に対して保護的な効果を有すると報告されているPLCG2遺伝子P522Rの効果を、最新のアルツハイマー病マウスモデルを利用して生体内で検証することを目的としている。
2023年度は、Plcg2 P522R変異マウス、Plcg2-KOマウスを導入し、複数系統のアルツハイマー病マウスモデルとの交配を行い、順調に産仔を得ている。また、Plcg2 P522R変異マウス、Plcg2-KOマウスの基本的な表現型の評価を行った。また、アルツハイマー病モデルマウスにおける、タウ病理評価のためのリコンビナントタウ接種の実験系を新たに確立した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2023年度は、Plcg2 P522R変異マウス、Plcg2-KOマウスを導入し、複数系統のアルツハイマー病マウスモデルとの交配を行い、順調に産仔を得ている。また、Plcg2 P522R変異マウス、Plcg2-KOマウスの基本的な表現型の評価を行った。概ね計画書に記載した通りに進捗している。

今後の研究の推進方策

研究計画に沿って、2024年度はPlcg2変異マウスとADマウスを交配して獲得したマウスを加齢させ、経時的な脳試料の採取を開始し、アミロイド病理を中心に評価を行う。また、Plcg2変異マウス、およびPlcg2変異マウスとADマウスを交配して獲得したマウスの脳試料を用いたシングルセル解析を開始する。

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公開日: 2024-12-25  

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