研究課題/領域番号 |
23H02944
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
増本 純也 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 教授 (20334914)
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研究分担者 |
吉浦 孝一郎 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 教授 (00304931)
小迫 英尊 徳島大学, 先端酵素学研究所, 教授 (10291171)
竹田 浩之 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 准教授 (40609393)
山中 聡士 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 特定助教 (50853884)
右田 清志 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (60264214)
浦野 健 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (70293701)
川上 純 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (90325639)
古賀 智裕 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 助教 (90537284)
岸田 大 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (50467180)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 自己炎症疾患 / ヒトタンパク質アレイ / 疾患インタラクトーム |
研究実績の概要 |
ヒト20,000タンパク質アレイ(20,000 human protein array: 20K-HUPA)を用いて自己炎症疾患責任タンパク質と相互作用するタンパク質を網羅的に同定した。その結果、上位の候補となったタンパク質について、培養細胞に発現させ、NLRP3インフラマソームの活性化にどのような影響を与えるのかを明らかにする目的で、複数の実験を行い、NLRP3インフラマソームと協働して働き、免疫沈降でもNLRP3インフラマソームと共沈するタンパク質を網羅的に同定した。これらの候補タンパク質に対して、培養細胞での検証実験を行い、NLRP3インフラマソームの活性化への影響をカスパーゼ1の活性化やIL-1β産生を指標に検証実験を行っている。複数の異なるインフラマソームの候補タンパク質について同様の実験を行なっている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
ヒト20,000タンパク質アレイ(20,000 human protein array: 20K-HUPA)を使って選定したタンパク質のうち、上位の候補タンパク質は、細胞でも再現性よく相互作用していると考えられるデータが得られている。したがって、これまでのところ実験計画の修正をすることなく、順調に実験計画を遂行できているため。
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今後の研究の推進方策 |
本年度は、NLRP3インフラマソームと協働して働き、免疫沈降でもNLRP3インフラマソームと共沈するタンパク質について、遺伝子操作をおこなったモデル動物を作製し、自己炎症疾患の表現系を示すかについて、実験を継続する予定である。また、NLRP3インフラマソーム以外の疾患インタラクトームを明らかにする近接ビオチン化酵素融合タンパク質を使った網羅的解析を進める予定である。
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