研究課題/領域番号 |
23KK0187
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
山本 倫也 関西学院大学, 工学部, 教授 (60347606)
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研究分担者 |
青柳 西蔵 駒澤大学, グローバル・メディア・スタディーズ学部, 講師 (20646228)
福森 聡 香川大学, 創造工学部, 講師 (00756710)
上田 樹美 京都大学, エネルギー科学研究科, 助教 (90911579)
長松 隆 神戸大学, 海事科学研究科, 教授 (80314251)
廣江 葵 大阪成蹊大学, データサイエンス学部, 助教 (40963228)
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研究期間 (年度) |
2023-09-08 – 2028-03-31
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キーワード | 視線計測 / 視線インタラクション / 眼球運動トレーニング / Vision Therapy |
研究実績の概要 |
国内の眼球運動トレーニングは「読み」や学びが苦手な子どもたちを対象に少しずつ普及が進んでいる状況にあるものの、脳の認知機能までを対象とする海外の高度なVision Therapyは行われていない。本研究では、世界展開可能なVision Therapyシステムを開発するために、米国The University of the Incarnate Word (UIW)のRosenberg School of Optometry (RSO)のDr. Yutaka Makiらと国際共同研究の拠点を形成しながら、 (A) 米国最新研究動向を反映した日本人のためのVision Therapyメニューの開発、 (B) 言語に依存せず様々な年齢に対応できる認知的眼球運動タスクの開発、 (C) Vision Therapyに特化した最先端の視線インタラクション技術の開発、の研究開発を進める。 2023年度は、米国での情報収集を中心とするフェーズとして(A)~(C)を実施することを計画しており、実際、おおむね計画通りに、それぞれの調査を行った。 (A)(B)については、研究代表者山本および研究分担者青柳、上田の3人でUIWのRSOのDr. Yutaka Makiらを訪問し、クリニックにおける各種評価手法や、トレーニングメニューの調査、Sports Visionのトレーニングメニューの調査を行った。(C)については、研究分担者らと打ち合わせを進めて問題共有した。また、これらと並行して、和泉市立国府小学校の通級指導教室や、放課後等デイサービスともともビジョンにおいてシステムを設置・運用し、眼球運動トレーニングや評価を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
スケジュール的にはほぼ計画どおりに実施できた。ただし、円安の影響で滞在期間が短くなったり、旅費が高騰したため一部の機材が購入できなかったりと、全てが順調というわけでなかった。
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今後の研究の推進方策 |
1年目に計画していた情報収集についてはおおむね計画どおりに実施できたため、Dr. Yutaka Makiらと連携を深め、本研究の核であるVision Therapyの手法開発を進めていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
円安の影響で装置の価格が上昇したり、納期が遅くなったりしていたため、年度内に購入する予定であった機材を次年度に購入する計画に変更したため、次年度使用額が生じた。 また、国内外での打ち合わせの際等に使用する予定である。
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