研究課題/領域番号 |
24000001
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研究種目 |
特別推進研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文社会系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
松沢 哲郎 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (60111986)
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研究分担者 |
平田 聡 京都大学, 野生動物研究センター, 教授 (80396225)
林 美里 京都大学, 霊長類研究所, 助教 (50444493)
足立 幾磨 京都大学, 霊長類研究所, 助教 (80543214)
山本 真也 神戸大学, 国際文化学研究科, 准教授 (40585767)
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研究期間 (年度) |
2012 – 2015
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キーワード | 知識 / 技術 / 親子関係 / 生涯発達 / 世代間伝播 / チンパンジー / ボノボ |
研究成果の概要 |
本研究は、①人間にとって最も近縁なチンパンジー属2種(チンパンジーとボノボ)を研究対象に、②野外研究と実験研究を組み合わせ、③認知機能の生涯発達と世代を超えた知識や技術の伝播に焦点をあてることで、人間の認知機能の特徴を明らかにすることを目的とした。日本には皆無だったボノボ6個体を北米から導入した。これで、チンパンジーとボノボの野外と実験研究の体制が整い、人間を加えた「ヒト科3種」の比較認知科学研究を推進した。具体的成果として、チンパンジーの道具使用にかんする社会的学習、チンパンジーによるチンパンジー殺しの実態、ボノボとチンパンジーの注視点の種差を解明した。
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自由記述の分野 |
心理学、実験心理学
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