経済格差のダイナミズム：雇用・教育・健康と再分配政策のパネル分析

2012 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 24000003
• 研究種目: 特別推進研究
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 樋口 美雄 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (20119001)
• 研究分担者: 山本 勲 慶應義塾大学, 商学部, 准教授 (20453532) ; 大野 由香子 慶應義塾大学, 商学部, 准教授 (50615094) ; 太田 聰一 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (60262838) ; 河井 啓希 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (00276396) ; 黒田 祥子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (50447588) ; 田中 隆一 政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (00397704) ; 赤林 英夫 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (90296731) ; 佐野 晋平 神戸大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (80452481) ; 瀬古 美喜 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (60120490) ; 隅田 和人 金沢星稜大学, 経済学部, 准教授 (10350745) ; 直井 道生 東京海洋大学, 海洋科学技術研究科, 助教 (70365477) ; 駒村 康平 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (50296282) ; 山田 篤裕 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (10348857) ; 阿部 彩 国立社会保障・人口問題研究所, 社会保障応用分析研究部, 部長 (60415817) ; 土居 丈朗 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (60302783) ; 大垣 昌夫 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (90566879) ; MCKENZIE Colin 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (10220980) ; 別所 俊一郎 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (90436741) ; 寺井 公子 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (80350213)
• 研究期間 (年度): 2012-05-29 – 2017-03-31
• キーワード: 経済格差 / パネルデータ / 応用ミクロ経済学 / 再配分政策 / 動学分析

研究概要

本研究では、（1）大規模なパネルデータの設計・解析・公開、（2）応用ミクロ経済学の他分野領域からの多角的かつ動学的な経済格差研究の2つを中心的柱として、研究プロジェクトを遂行している。第一の柱である大規模なパネルデータの設計・解析・公開については、研究代表者らがすでに進めてきた「慶應義塾家計パネル調査（KHPS）」・「日本家計パネル調査（JHPS)」（いずれも本調査と子ども特別調査）という日本を代表する家計パネル調査の実施・公開を平成25年度から引き継ぐことにしている。そのための準備として、平成24年度は主に、①KHPSとJHPSを統合することによる諸問題の検証と②企業パネルデータ構築に向けたデータセットの整備を行った。
第二の柱である経済格差研究については、KHPS・JHPS等のデータを活用し、数多くの分析を行った。労働経済学班では、経済格差を是正する諸政策が人々の行動にどのように影響を与えているかなどを分析した。教育経済学班では、就学前の保育・教育のあり方が子ども学力や非認知能力にどのように影響を与えるのかについて分析を進めた。資産ストック班では、東日本大震災後の自然災害に対する備えの意識の推移について分析し、資産やストックにおける格差発生のメカニズムの検討を行った。社会保障班では、介護というリスクが発生した際に世帯に生じるショックの格差についてその要因を分析した。財政班は、格差是正の方策としての税制や社会保障の在り方について研究を進めた。さらに、ルクセンブルク所得研究(LIS)へのデータ提供のために、可処分所得算出プログラムの作成を行った。いずれの分析も本研究の今後の進展につながるものであり、当初計画通りの進捗状況といえる。また、コロンビア大学School of Social Workと「経済格差と教育・医療」に関する共同研究の計画を策定した。

現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

慶應義塾家計パネル調査(KHPS)」・「日本家計パネル調査(JHPS)」の実施・公開を平成25年度から引き継ぐため、平成24年度は研究班ごとに調査内容の再検討を行いつつ、多数の経済格差分析を発表することができた。加えて、両調査の統合に関する検討の開始や、経済格差分析に必須な可処分所得の推計プログラムの構築など、計画以上の成果をあげることができた。

今後の研究の推進方策

研究班ごとに応用ミクロ経済学の他分野領域からの多角的かつ動学的な経済格差の研究を継続していく。そのうえで、早急に「慶應義塾家計パネル調査(KHPS)」・「日本家計パネル調査(JHPS)」の統合を実現し、統合によって生じるバイアス修正のためのウェイトの作成、およびデータマニュアルの作成を実施する。さらに、両調査の付帯調査である「日本子どもパネル調査（JCPS）」の実施の検討や、ルクセンブルク所得研究やコーネル大学の各国共通のパネルデータ研究プロジェクト(CNEF)、コロンビア大学との「経済格差と教育・医療」に関する共同研究など、国際的な研究連携も進めていく。既存の調査の実施・公開を引き継ぐに当たり、Webページの整備も行う。

研究成果

• [雑誌論文] 勤勉さの文化伝達 ―親のしつけと世界観― (2013)
  • 著者名/発表者名: 窪田康平、大垣昌夫
  • 雑誌名: 慶應義塾大学パネル調査研究共同拠点ディスカッションペーパー 巻: DP-2012-004 ページ: -
• [雑誌論文] 東日本大震災が生活満足度と幸福感に与えた影響 (2013)
  • 著者名/発表者名: 石野卓也、大垣昌夫、亀坂安紀子、村井俊哉
  • 雑誌名: 慶應義塾大学パネル調査研究共同拠点ディスカッションペーパー 巻: DP-2012-005 ページ: -
• [雑誌論文] 家計の失業・所得変動リスクと住宅取得タイミング (2013)
  • 著者名/発表者名: 直井道生
  • 雑誌名: 季刊住宅土地経済 巻: 第87号 ページ: 20-27
• [雑誌論文] 家計の所得変動リスクと住宅ローン需要 (2013)
  • 著者名/発表者名: 直井道生
  • 雑誌名: 住宅・金融フォーラム 巻: 13号 ページ: 23-35
• [雑誌論文] On the Role of Job Assignment in a Comparison of Education Systems (2013)
  • 著者名/発表者名: Katsuya Takii, Ryuichi Tanaka
  • 雑誌名: Canadian Journal of Economics 巻: 46 ページ: 41～46
  • DOI: 10.1111/caje.12009
  • 査読あり
• [雑誌論文] 社会保障・税一体改革と社会保障改革国民会議の役割 (2013)
  • 著者名/発表者名: 駒村康平
  • 雑誌名: 社会福祉研究 巻: 116号 ページ: 94-98
• [雑誌論文] Estimating the social marginal cost of public funds: A microdata approach (2013)
  • 著者名/発表者名: Bessho, Shun-ichiro and Masayoshi Hayashi
  • 雑誌名: Public Finance Review 巻: Vol.41(3) ページ: 360-385
  • DOI: 10.1177/1091142113475699
  • 査読あり
• [雑誌論文] 日本の住宅市場の経済分析 (2013)
  • 著者名/発表者名: 瀬古 美喜
  • 雑誌名: 三田学会雑誌 巻: 105(4) ページ: 1-49
• [雑誌論文] Residential mobility decisions in Japan: Effects of housing equity constraints and income shocks under the recourse loan system. (2012)
  • 著者名/発表者名: 瀬古美喜・隅田和人・直井道生
  • 雑誌名: Journal of Real Estate Finance and Economics 巻: 45 ページ: 63～87
  • DOI: DOI 10.1007/s11146-011-9322-3
  • 査読あり
• [雑誌論文] What motivates volunteer work in an emergency? Evidence from the 2011 East Japan Earthquake and Tsunami (2012)
  • 著者名/発表者名: Isamu Yamamoto and Kazuyasu Sakamoto
  • 雑誌名: Economics Bulletin 巻: 32 ページ: 1933-1941
  • 査読あり
• [雑誌論文] Earthquake Risk in Japan: Consumers' Risk Mitigation Responses after the Great East Japan Earthquake (2012)
  • 著者名/発表者名: Naoi, M., M. Seko and T. Ishino
  • 雑誌名: Journal of Economic Issues 巻: 46(2) ページ: 519～530
  • DOI: 10.2753/JEI0021-3624460227
  • 査読あり
• [雑誌論文] Unemployment Risk, Homeownership and Housing Wealth: Lessons from Bubble Aftermath in Japan (2012)
  • 著者名/発表者名: Moriizumi, Y. and M. Naoi
  • 雑誌名: Jones, C., M. White and N. Dunse (eds.), Challenges of the Housing Economy: An International Perspective 巻: - ページ: 58-89
• [雑誌論文] 子どもの学力と家計――「慶應子どもパネル調査2011」を用いて (2012)
  • 著者名/発表者名: 赤林英夫・中村亮介・直井道生・山下絢・敷島千鶴・篠ヶ谷圭太
  • 雑誌名: 樋口・宮内・McKenzie（編）『親子関係と家計行動のダイナミズム』（慶應義塾大学出版会） 巻: - ページ: 25-48
• [雑誌論文] 東日本大震災と家計の地震保険加入行動 (2012)
  • 著者名/発表者名: 石野卓也・直井道生・瀬古美喜
  • 雑誌名: 瀬古・照山・山本・樋口（編）『日本の家計行動のダイナミズムVIII』（慶應義塾大学出版会） 巻: - ページ: 273-288
• [雑誌論文] Testing the Incentive Effects in Tournaments with a Superstar (2012)
  • 著者名/発表者名: Ryuichi Tanaka, Kasutoshi Ishino
  • 雑誌名: Journal of the Japanese and International Economies 巻: 26 ページ: 393-404
  • DOI: 10.1016/j.jjie.2012.05.001
  • 査読あり
• [雑誌論文] Impact of overtime regulations on wages and work hours (2012)
  • 著者名/発表者名: Sachiko Kuroda and Isamu Yamamoto
  • 雑誌名: Journal of the Japanese and International Economies 巻: 26(2) ページ: 249-262
  • DOI: 10.1016/j.jjie.2012.01.003
  • 査読あり
• [雑誌論文] The era of the 24-hour society?: assessing changes in work timing using a Japanese time use survey (2012)
  • 著者名/発表者名: Kuroda Sachiko and Isamu Yamamoto
  • 雑誌名: Applied Economic Letters 巻: 19(11) ページ: 1035-1038
  • DOI: 10.1080/13504851.2011.613740
  • 査読あり
• [雑誌論文] 日本人の余暇時間--長期的な視点から (2012)
  • 著者名/発表者名: 黒田祥子
  • 雑誌名: 日本労働研究雑誌 巻: 625巻 ページ: 32-44
• [雑誌論文] Financial Mechanism and Enforceability of International Environmental Agreements (2012)
  • 著者名/発表者名: Kimiko Terai
  • 雑誌名: Environmental and Resource Economics 巻: 53巻 ページ: 297-308
  • DOI: 10.1007/s10640-012-9563-5
  • 査読あり
• [雑誌論文] 妊婦健診をめぐる自治体間財政競争 (2012)
  • 著者名/発表者名: 別所俊一郎・宮本由紀
  • 雑誌名: 財政研究 巻: 8巻 ページ: 251-267
  • 査読あり
• [雑誌論文] 子どもの医療費助成・通院・健康 (2012)
  • 著者名/発表者名: 別所俊一郎
  • 雑誌名: 季刊社会保障研究 巻: 47巻4号 ページ: 413-430
  • 査読あり
• [雑誌論文] 子育て支援の地域差と地方分権 (2012)
  • 著者名/発表者名: 別所俊一郎
  • 雑誌名: 経済のプリズム 巻: 99巻 ページ: 1-8
• [雑誌論文] 国民皆保険制度の財政的課題 (2012)
  • 著者名/発表者名: 土居丈朗
  • 雑誌名: 医薬ジャーナル 巻: 48巻９号 ページ: 101～108
  • 査読あり
• [雑誌論文] 巻頭言 自然災害への備え：東日本大震災の影響 (2012)
  • 著者名/発表者名: 瀬古 美喜
  • 雑誌名: 季刊：住宅土地経済 巻: 84 ページ: 1
• [雑誌論文] Mortgage Market: Character and Trends - Japan (2012)
  • 著者名/発表者名: M.Seko and K.Sumita
  • 雑誌名: International Encyclopedia of Housing and Home( Elsevier Limited: Oxford) 巻: 4 ページ: 465-473
• [雑誌論文] ワーク・ライフ･バランス施策と企業の生産性 (2012)
  • 著者名/発表者名: 山本勲・松浦寿幸
  • 雑誌名: 武石恵美子編著『国際日比較の視点から 日本のワーク･ライフ･バランスを考える』第1章、ミネルヴァ書房 巻: - ページ: 22-62
• [雑誌論文] 長時間労働と日本的雇用慣行‐労働需要行動からみた日本人の働き方 (2012)
  • 著者名/発表者名: 黒田祥子・山本勲
  • 雑誌名: 武石恵美子編著『国際比較の視点から 日本のワーク・ライフ・バランスを考える』第2章、ミネルヴァ書房 巻: - ページ: 63-84
• [学会発表] 震災ボランティア活動参加の規定要因の変化-震災直後と4～6か月後との比較 (2012)
  • 著者名/発表者名: 坂本和靖・山本勲
  • 学会等名: 日本経済学会
  • 発表場所: 福岡県
  • 年月日: 20121007-20121008
• [学会発表] Dismissal risk and work hours: Does strictness of employment protection legislation affect people’s effort during recessions? (2012)
  • 著者名/発表者名: Sachiko Kuroda and Isamu Yamamoto
  • 学会等名: 34th Conference of the International Association for Time Use Research
  • 発表場所: 島根県
  • 年月日: 20120812-20120824
• [学会発表] 高齢化社会における雇用問題
  • 著者名/発表者名: 樋口美雄
  • 学会等名: 日本学術会議公開シンポジウム
  • 発表場所: 日本学術会議
  • 招待講演
• [学会発表] パネルデータによるライフイベントの数量的分析―経済学の視点から―
  • 著者名/発表者名: 樋口美雄
  • 学会等名: 法政大学学部創設10周年記念シンポジウム
  • 発表場所: 法政大学
  • 招待講演
• [学会発表] 日本の貧困動態と非正規労働者の正規雇用化―最低賃金と能力開発の効果パネル分析
  • 著者名/発表者名: 樋口美雄
  • 学会等名: 日本経済学会会長講演
  • 発表場所: 北海道大学
  • 招待講演
• [学会発表] Do Housing Loan Tax Credits Really Reduce User Cost of Housing? Housing subsidy policy in post-Bubble Japan
  • 著者名/発表者名: 隅田 和人
  • 学会等名: Asian Real Estate Society – American Real Estate and Urban Economics Association Joint International Conference
  • 発表場所: Marina Bay Sands, Singapore
• [学会発表] Do Housing Loan Tax Credits Really Reduce User Cost of Housing? Housing subsidy policy in post-Bubble Japan
  • 著者名/発表者名: 隅田 和人
  • 学会等名: KEO セミナー
  • 発表場所: 慶應義塾大学産業研究所
  • 招待講演
• [学会発表] Do Housing Loan Tax Credits Really Reduce User Cost of Housing? Housing subsidy policy in post-Bubble Japan
  • 著者名/発表者名: 隅田 和人
  • 学会等名: 応用地域学会
  • 発表場所: 青森公立大学
• [学会発表] Do Housing Loan Tax Credits Really Reduce User Cost of Housing? Housing subsidy policy in post-Bubble Japan
  • 著者名/発表者名: 隅田 和人
  • 学会等名: Western Economics Association Pacific Rim Conference
  • 発表場所: 慶應義塾大学
• [学会発表] 勤勉さの文化伝達 ―親のしつけと世界観―
  • 著者名/発表者名: 大垣昌夫、窪田康平
  • 学会等名: 関西労働研究会
  • 発表場所: 中之島センタービル（大阪府）
• [学会発表] Reference-Dependent Preferences and Homeowners’ Consumption Responses to Wealth Shocks
  • 著者名/発表者名: 直井道生
  • 学会等名: 日本経済学会
  • 発表場所: 北海道大学
• [学会発表] Income Risk and Mortgage Choice among Japanese Households
  • 著者名/発表者名: 直井道生
  • 学会等名: American Real Estate and Urban Economics Association-Asian Real Estate Society, Joint International Conference
  • 発表場所: National University of Singapore （シンガポール）
• [学会発表] 学級規模縮小の計量経済学
  • 著者名/発表者名: 佐野晋平
  • 学会等名: 第17回教育政策セミナー
  • 発表場所: 政策研究大学院大学
• [学会発表] Dismissal risk and increased working hours due to 2008 financial crisis
  • 著者名/発表者名: 黒田祥子
  • 学会等名: 34th International Association of Time-use Research
  • 発表場所: 島根県
• [学会発表] Interregional Tax Competition, Environmental Standards, and the Direction of Strategic Delegation
  • 著者名/発表者名: 寺井公子
  • 学会等名: 日本財政学会第69回大会
  • 発表場所: 淡路夢舞台国際会議場
  • 招待講演
• [学会発表] Interregional Tax Competition, Environmental Standards, and the Direction of Strategic Delegation
  • 著者名/発表者名: 寺井公子
  • 学会等名: The 9th Irvine-Japan Conference on Public Policy
  • 発表場所: アメリカ カリフォルニア大学アーバイン校
• [学会発表] Interregional Tax Competition, Environmental Standards, and the Direction of Strategic Delegation
  • 著者名/発表者名: 寺井公子
  • 学会等名: ミニ・ワークショップ「地域間競争・協調と分権システム-III」
  • 発表場所: 同志社大学
• [学会発表] Interregional Tax Competition, Environmental Standards, and the Direction of Strategic Delegation
  • 著者名/発表者名: 西村幸浩
  • 学会等名: 関西公共経済学研究会 2012年度第2回研究会
  • 発表場所: 関西学院大学大阪梅田キャンパス
• [学会発表] Interregional Tax Competition, Environmental Standards, and the Direction of Strategic Delegation
  • 著者名/発表者名: 西村幸浩
  • 学会等名: 名古屋大学大学院経済学研究科 平成24年度課題設定型ワークショップ⑥ゲーム理論とその応用
  • 発表場所: 名古屋大学
• [学会発表] Interregional Tax Competition, Environmental Standards, and the Direction of Strategic Delegation
  • 著者名/発表者名: 西村幸浩
  • 学会等名: Microeconomics Workshop
  • 発表場所: 東京大学
• [学会発表] Intensive margin, extensive margin, and allowance for spouses:A discrete choice analysis
  • 著者名/発表者名: 別所俊一郎
  • 学会等名: 日本財政学会
  • 発表場所: 淡路夢舞台国際会議場
• [学会発表] Impact of Subsidy on Community-wide Health Outcomes: an Example of Influenza Vaccination
  • 著者名/発表者名: 別所俊一郎
  • 学会等名: 日本医療経済学会
  • 発表場所: 慶應義塾大学
• [学会発表] 労働所得税の実証分析：労働供給への影響を中心に
  • 著者名/発表者名: 別所俊一郎
  • 学会等名: 日本応用経済学会
  • 発表場所: 明海大学（千葉県）
  • 招待講演
• [学会発表] Reimbursement for Influenza Vaccination, Vaccination Rates, and Health Outcomes among the Japanese Elderly Population
  • 著者名/発表者名: 別所俊一郎
  • 学会等名: Western Economic Association International
  • 発表場所: 慶應義塾大学
• [学会発表] Welfare Analysis of Comprehensive Reform of Social Security and Tax
  • 著者名/発表者名: 土居丈朗
  • 学会等名: 10th Biennial Pacific Rim Conference of Western Economic Association International
  • 発表場所: 慶應義塾大学
• [学会発表] Education Gap in Japan/ Labor market after the Tohoku Earthquake
  • 著者名/発表者名: H. Akabayashi
  • 学会等名: NERO conference, OECD
  • 発表場所: Paris, France
• [学会発表] Long-Term Effects of Preschooling on Educational Attainments
  • 著者名/発表者名: H. Akabayashi and R. Tanaka
  • 学会等名: 日本経済学会春季大会
  • 発表場所: 北海道大学
• [学会発表] Can Small Class Policy Close the Gap? An Empirical Analysis of Class Size Effects in Japan.
  • 著者名/発表者名: H. Akabayashi and Ryosuke Nakamura
  • 学会等名: Econometric Society Australasian Meeting
  • 発表場所: Melborne, Austraria
• [学会発表] 政策研究のための教育データの現状と日本子どもパネル調査
  • 著者名/発表者名: 赤林英夫
  • 学会等名: 教育経済・教育政策コンフェレンス
  • 発表場所: 慶應義塾大学
• [学会発表] Long-Term Effects of Preschooling on Educational Attainments
  • 著者名/発表者名: H. Akabayashi and R. Tanaka
  • 学会等名: WEAI, Tokyo
  • 発表場所: Keio University, Japan
• [学会発表] 自然災害への備え：東日本大震災の影響
  • 著者名/発表者名: 瀬古 美喜
  • 学会等名: 慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センター シンポジウム『東日本大震災が人々の心理・価値感・行動に与えた影響』
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] 東日本大震災と家計の防災・減災行動 －地震保険加入と住宅耐震改修－
  • 著者名/発表者名: 瀬古 美喜
  • 学会等名: 日本学術会議 経済学委員会資産市場とマクロ経済分科会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] The Term Structure of Cancellable Lease Rates
  • 著者名/発表者名: 瀬古 美喜
  • 学会等名: 応用地域学会(ARSC) 第26回研究発表大会
  • 発表場所: 青森
• [学会発表] Subjective Belief, External Information and Earthquake Insurance Purchase: Evidence from Post-Quake Japanese Data
  • 著者名/発表者名: 瀬古 美喜・直井 道生
  • 学会等名: The Third Market Quality Research Project Workshop 京都大学経済研究所
  • 発表場所: 京都大学経済研究所（京都）
• [図書] 橘木俊詔・宮本太郎監修『格差社会（福祉＋α①）』「高齢期における所得格差と貧困」 (2012)
  • 著者名/発表者名: 山田篤裕
  • 総ページ数: 188
  • 出版者: ミネルヴァ書房
• [図書] In: Susan J. Smith, Marja Elsinga, Lorna Fox O’Mahony, Ong Seow Eng, Susan Wachter, Anthony B. Sanders, editors. International Encyclopedia of Housing and Home, Oxford: Elsevier (2012)
  • 著者名/発表者名: 瀬古美喜・隅田和人
  • 総ページ数: 465～473
  • 出版者: Mortgage Market, Character and Trends: Japan.
• [図書] 『公教育政策の経済学的評価』上山・山内編「公共の経済・経営学」第10章 (2012)
  • 著者名/発表者名: 赤林英夫・荒木宏子
  • 総ページ数: 27
  • 出版者: 慶應義塾出版会
• [図書] 「子どもの社会性・適応感と家庭背景―「日本子どもパネル調査2011」から」樋口美雄、宮内 環、C.R. McKenzie、慶應義塾大学パネル調査設計・解析センター編『親子関係と家計行動のダイナミズム―財政危機下の教育・健康・就業』 (2012)
  • 著者名/発表者名: 敷島千鶴・山下絢・赤林英夫
  • 総ページ数: 31
  • 出版者: 慶應義塾出版会
• [図書] 「家庭背景が学力に与える影響とそのプロセス―階層的重回帰分析と構造方程式モデリングを用いた検討―」樋口美雄、宮内 環、C.R. McKenzie、慶應義塾大学パネル調査設計・解析センター編『親子関係と家計行動のダイナミズム―財政危機下の教育・健康・就業』 (2012)
  • 著者名/発表者名: 篠ヶ谷圭太・赤林英夫
  • 総ページ数: 21
  • 出版者: 慶應義塾出版会
• [図書] 「子どもの学力と家計―「日本子どもパネル調査2011」を用いて」樋口美雄、宮内 環、C.R. McKenzie、慶應義塾大学パネル調査設計・解析センター編『親子関係と家計行動のダイナミズム―財政危機下の教育・健康・就業』 (2012)
  • 著者名/発表者名: 赤林英夫・中村亮介・直井道生・山下絢・敷島千鶴・篠ヶ谷圭太
  • 総ページ数: 24
  • 出版者: 慶應義塾出版会