研究課題
基盤研究(S)
高信頼かつ安心安全な高品質ソフトウェアを効率良く開発するための実用性の高い形式手法の提案と開発支援ツールの開発を行った。非接触型ICチップや通信制御システムなど種々の具体的対象について形式手法適用事例研究を行い、得られた経験および知見に基づき、着目する観点からのアーキテクチャを指向して、段階的に対象システムの形式的モデルの記述と分析・検証を行う予備形式化 (preformal) という概念に基づいた、システム開発の現場に組入れ易く有用性の高い方法を提案した。併せて、その方法を具現化した複数の開発支援ツールを開発し、特定の利用者に提供するとともに、インターネット上で内外に公開した。
ソフトウェア工学