研究課題/領域番号 |
24220007
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
渡辺 雅彦 北海道大学, 医学研究科, 教授 (70210945)
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研究分担者 |
崎村 建司 新潟大学, 脳研究所, 教授 (40162325)
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連携研究者 |
山崎 美和子 北海道大学, 大学院医学研究科, 講師 (10431305)
宮崎 太輔 北海道大学, 大学院医学研究科, 助教 (90374230)
今野 幸太郎 北海道大学, 大学院医学研究科, 助教 (20599641)
内ヶ島 基政 北海道大学, 大学院医学研究科, 助教 (10614662)
狩野 方伸 東京大学, 大学院医学系研究科, 教授 (40185963)
重本 隆一 生理学研究所, 大脳皮質機能研究系, 教授 (20221294)
小林 和人 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (90211903)
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研究期間 (年度) |
2012-05-31 – 2017-03-31
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キーワード | シナプス / 入力選択性 / 標的選択性 / 活動依存性 / グルタミン酸 / GABA / ドパミン |
研究成果の概要 |
シナプス伝達の「重み」は一様ではなく、入力選択的・標的選択的・活動依存的・状況依存的に制御されている。本研究課題では、この多層的伝達制御機構の分子解剖学的基盤を追求した。その結果、シナプス後部のTARPとGluDが入力・標的・活動依存的なAMPARの発現制御に関わり、シナプス前部にVGluT3を発現するCCK陽性の抑制性介在ニューロンがが特異な陥入型シナプスを形成し、そこにカンナビノイドを介する強力な逆行性脱抑制機構を構築していることを解明した。さらに、状況依存的行動制御に重要なドパミン投射が、GABA作動性シナプス後部分子を介して係留接着を形成するという、神経調節の新たな動作原理も発見した。
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自由記述の分野 |
神経解剖学
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