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2016 年度 研究成果報告書

光遺伝学と磁気共鳴機能画像法の融合による大脳記憶機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24220008
研究種目

基盤研究(S)

配分区分補助金
研究分野 神経科学一般
研究機関東京大学

研究代表者

宮下 保司  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 名誉教授 (40114673)

研究分担者 饗場 篤  東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20271116)
研究期間 (年度) 2012-05-31 – 2017-03-31
キーワード認知神経科学 / 磁気共鳴機能画像法(fMRI) / 霊長類 / 大脳 / 光遺伝学
研究成果の概要

認知記憶について、1)サル大脳の大域的情報処理機構を単一細胞活動レベルにまで遡って明らかにした。特に、領野間伝達により記憶信号を形成する過程が、従来の考えとは異なり、「前駆コード生成→増殖」により実現することを示し、新しい概念を創出した。2)こうして同定された神経回路の動作が行動に与えるインパクトを、当該領域の神経活動に対する侵襲的介入によって立証した。特に、メタ記憶に関してその大脳中枢が背外側前頭葉9野に存在することを示した。これらの成果により、メタ記憶のような意識の根幹に位置する事象の起源を、単一細胞レベルから行動レベルに至る首尾一貫した因果的なメカニズムとして理解することを可能にした。

自由記述の分野

総合領域、脳神経科学、神経科学一般

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公開日: 2018-03-22  

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