研究課題/領域番号 |
24220009
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
渡邉 大 京都大学, 医学研究科, 教授 (90303817)
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連携研究者 |
安部 健太郎 京都大学, 医学研究科, 講師 (70462653)
濱口 航介 京都大学, 医学研究科, 講師 (50415270)
松井 亮介 京都大学, 医学研究科, 助教 (80633940)
長谷川 拓 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (90713256)
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研究期間 (年度) |
2012-05-31 – 2017-03-31
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キーワード | ソングバード / 音声学習 / 基底核 / 文法情報 |
研究成果の概要 |
ソングバードは、生得的にパターンが決定している「コール」に加えて、ヒトと同様に模倣により獲得する「ソング」という2種類の音声信号によりコミュニケーションする。高度な時系列情報処理を必要とする音声認識・制御の神経回路の形成機構を明らかにするために、トランスジェニックソングバードを作成し解析した。その結果、神経活動依存的な転写因子CREBの活性を操作してもコールには影響ないが、CREB活性を抑えるとソングの発達が有意に障害されることが明らかとなった。以上の結果は、後天的に獲得される音声のような時系列情報処理能力の獲得にはCREBを介する神経活動依存的な遺伝子発現調節が重要であることを示唆する。
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自由記述の分野 |
神経科学
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